鎌倉 獅子岩と日蓮巡り    
Kamakura Shishiiwa,Nichiren

2021年 6月12日 獅子岩と獅子舞
永福寺跡から少し歩いたところのハイキングコース途中に、獅子岩があり、その辺りを獅子舞と呼ぶようで、秋の紅葉シーズンは穴場的にいいらしい。

「これは行っておかな」と行こうとしたが、前回、違う道へ行ってしまい、成らず。

で、今日はリベンジ。

鶴岡八幡宮に入りつつ、右へ曲がって鎌倉宮を目指しててくてく歩く。途中に源頼朝の墓があり、ちょっと寄り道してみた。
源頼朝の墓のところに白旗神社があり、(元法華堂?)、狛犬の獅子がかわいらしかった。

源頼朝の墓は思ったよりしょぼかった。
鎌倉宮より、瑞泉寺方面へ歩き、永福寺跡を目指す。
永福寺跡から瑞泉寺方面に行かず、通玄橋を二階堂方面(左手)へ入っていく。二階堂川沿いを歩く。
300mほど歩くと亀ヶ渕橋があり、右手へ入っていく。この看板があるところ。
直進していくと畑と鉄塔があり、ここから右手の二階堂川の源流沿いに山道へ進んでいく。
石畳のところは苔が滑りやすい。20分ほど歩くと、開けた場所があり、このへんが獅子舞。少し行くと、獅子岩がコース途中にある。
鎌倉駅
 ↓50分ぐらい
獅子舞&獅子岩
 ↓40分ぐらい
笠張山
 ↓40分ぐらい
妙法寺(苔の石段)300円
化生窟と御硯水
安国論寺 100円
長勝寺
 ↓
鎌倉駅
 ↓江ノ電
長谷駅
 ↓
光則寺(土牢) 100円
 ↓江ノ電
江ノ島駅
 ↓
龍口寺
2021年 6月12日 衣張山、妙法寺、安国論寺、長勝寺、光則寺、龍口寺
獅子舞から丘沿いを歩く感じで平成巡礼道を行くと、すぐに衣張山。ハイキングルートの地図や看板がないのが困る。
衣張山。

開けているスペースにおっちゃんが椅子を出して独り占めしてて、景色を眺めようとすると変な意識を飛ばしてくる。

いやいやいや、そこに椅子を置いて「俺の場所」はあかんて。
なるほど、ちょっとメインストリームからは外れた山裾にある。安房から来た僧侶が起居する草庵がある場所は、やっぱりこういうところになる。納得の実感!
苔石段が立派で、これを背景に彼女を立たせて撮るカップルがちらほらいた。確かに絵になる!
仁王門を山側から見ると、紫陽花の庭園がまるで額縁のように見えた。
妙法寺を出て、すぐの安国論寺へ入る手前の道を山側へ上がっていく。駐車場が2つあり、上側の駐車場に入り、ずんずん奥へ進むと看板があった。わかりづら〜。

化生窟と御硯水

ここで立正安国論を書いたらしい。
で、暴徒たちはあっちのほうからここへ来た。南面窟に隠れ難を逃れる。

ここで逃げ隠れたことが後々心に残り、法難から「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ」と、以降はどんな困難からも逃げなかった。伊豆に飛ばされ、龍ノ口の奇跡があり、佐渡へ流され、何度もこの地へ戻ってきた。
龍ノ口の法難(奇跡)のときに付き従った少年、熊王。
こんな立派な熊王殿を建てられている。
長勝寺で、鎌倉駅周辺は終了。

駅前のスタバでコーヒーブレイク。昼を過ぎて、観光客がどばっと増えている。鎌倉は紫陽花でも有名でこの時期はすごい。
観光客が江ノ電「鎌倉」駅からどばっと乗車して、「長谷」駅でどばっと下車する。

紫陽花を目当てに長谷寺へ向かう人で、狭い歩道は車道にも溢れるほどで渋滞や。ごったがえし。

長谷寺への1本細い路地が違うだけで、かなり人数が減った。
光則寺には、日蓮さんが佐渡へ流されている間、日朗さんらが監禁されていた土牢がある。
今日のラストを飾る、龍ノ口の法難(奇跡)があった龍口寺や。
江ノ電「長谷」駅から乗車して「江ノ島」駅で下車。

がらがらやん。
この海の向こうから光が飛んできたのか。
五重塔もあるし、ストゥーパ、卒塔婆、5要素の「地、水、火、風、空」の意味の説明が書かれていた。
アニメの聖地巡りのように、実在した日蓮の足跡を辿って歩いた。実際に歩くことで、地形の起伏や、その場所から見える景色をその場所に立って見ることで、より生身の感じを得た。
きとやん日記