きとやん日記                       
 2005年9月11日〜2005年12月19日

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2005年12月19日(月)
恒例のクリパ
今年も盛り上がった!なんやかんや言うてプレゼント交換がおもしかった。
いつもテーマを決めてプレゼントを買ってくる。予算は2,000円ぐらいと決めているのに、ぼくが閃いたプレゼントは安く買おうと思えばそれもできたが、やはり真面目に向き合ってほしくて高額商品となってしまった。予算をはるかにオーバーし、それもあって盛り上がった。みんな、味のあるプレゼントを持ってきていた。いい味が出てる"一人用ちゃぶ台"や、ご飯を炊くときに入れるとおいしく炊ける陶器など、「それええなぁ」と思うものばかりやった。

ぼくのプレゼントはここに書かないが、交換し終わってからそれでめちゃ盛り上がった。子供に戻ったというか、懐かしさと、面目さと、それぞれの個性を表れて、多いに笑った。買ったときから、これをやろうと決めていて、それがこんなに楽しめるなんて予想してなかった。みんなの笑顔が印象的。
2005年12月17日(土)
冬一葉
12年振りの新アルバム、KATE BUSHの『Aerial』がいい。きらきら光る清流のようなピアノの旋律に、ふわっと包み込むようにケイト・ブッシュの歌が♪Oh so romantic〜と乗って来る。ぞくっとするほど綺麗や。なんちゅう美しさやと惚れ込んでしまう。2枚組アルバムで、この時代のアーティストはアルバムで聞くのがいい。1枚のアルバムを通して自分を表現しているから。

KATE BUSHは、中学1年生のときから聴いている。同じバスケ部のまっちゃんの影響や。ピーター・ガブリエルのスレッジ・ハンマー、プリンス、ペット・ショップ・ボーイズ、TFFの"ルール・ザ・ワールド"。新作を出したばかりのマドンナも、シンディ・ローパーもそうや。今でもトップシーンを走る彼らからのメッセージを、ただひたすら無になって聴きこんでしまう。
2005年12月15日(木)
今週末はクリパ

この狭い狭い部屋で、またやるのか、クリパ。写真は2001年のときの模様。あれ、このときで7人か。10人なら入りそうやな。もっときつくなるかもと思ってた。

2005年12月12日(月)
秋空の影

土日も出勤の日が続く。わー3週間以上休んでへんわ。ちゃんと休まんと、頭んなかがポヤ〜ンとなってくるわ。スポーツしたい。うまいもんを食いたい。
風呂入って早よ寝よ。

2005年12月11日(日)
映画『マラソン』
映画『マラソン』
実話に基づく映画。主人公は自閉症。お客さんから「観ましたか?泣けます」と言われた通り、すっぽりはまってぽろぽろ涙を流した。

いや、正直そんなに演技が良いわけでもない。照明がテレビドラマっぽくて、撮影も?と思うカットがあったが、しっかりした脚本があったんやろう。どう下手に撮っても、この土台さえあれば誰でもうまく撮れる!というものやった。
ポスターと題名からして、主人公がメインかと思ったら、お母さんを主体に物語が流れていく。自分の子が自閉症だったときの、母親の苦悩が描かれて、しっかり骨のある物語になっていた。

自閉症は、その語呂から"引きこもり"と同じように思われるかもしれないが、生まれつきのもので脳の発達障害らしい。知らんかった。
1000人に1人か2人の発生し、意外に身近にいるはずなのに、健常なぼくらはつい忘れてしまう。ぼくは、ぼくら以上に"生きる"ことに対して一所懸命な彼らから教わることがたくさんある。めちゃシンプルで、人として大事なことを。
2005年12月7日(水)
映画『イン・ハー・シューズ』
川崎チネチッタだと来週で終了してしまう映画『イン・ハー・シューズ』
レディース・デーと重なりほぼ満席やった。おっさん、浮いてました。わかりやすい脚本やった。”言葉のマジック”で涙がぽろ。あんまり書かんとこ。

来週は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』を観に行こ。
2005年12月5日(月)
非難場所となった教室の写真集
横浜トリエンナーレを知ったきっかけは、<阪神淡路大震災で非難場所となった教室の、今をおさめた写真>が展示されていることを知ったから。写真家の米田知子さんという方は、歴史的な出来事のあった場所をおさめているらしい、米田知子さんについてぼくは、その程度しか知らんかった。

平日に訪ねた横浜トリエンナーレは空いていて、体験できるアートや自分の感覚がひっくり返されるようなオブジェがあるなか、震災をテーマにしている写真コーナーは、少し現実的で重いテーマだったからか、誰もおらんかった。おかげでじっくりと写真と向き合うことができた。
ぼくが過ごしたあの音楽教室は、今、どうなってるんやろう?と想像しただけで、いろんな感情がよみがえってくる。


 ・真新しいプレハブの家が立ち並ぶ一角に、まだ空き地になっている写真。
 ・区画整理で新しくできた公園。 
 ・ある学校の教室。

「こんなん展示しててええん?!」と、座っている係の人に言いそうになった写真があった。普通のがらんとした教室やけど、写真にはいっぱい霊が写ってた。(うわわわー、これはまずいんちゃうん?)と、何度も見返して確認した。プレートに『霊安室として使われた教室』と解説があり、二度びっくり。

(あー、たくさんの人がここに思いを遺したままか)

神戸には、ぼくらの住む街には、ああいう場所=思いがあちこちにいっぱいあるんやろう。生きる、ってことを身近に感じる。


ところで、写真。
このホームページが検索サイトで一番でヒットされるようになってから、出演依頼や問い合わせがたくさん来るようになった。そのなかで今朝、写真家の方からもお問い合わせをいただきました。神戸でのぼくの獅子舞相方は、プロのカメラマン。この東京チームにも写真を職業にしている(していた)メンバーがいて、(なにかと写真とは縁があるなぁ)と感じた。たまたま今日、帰りに書店にふらっと寄ってみたら、pen(12月1日号)で写真家・米田知子さんが紹介されてた。
(今日はとことん写真の日やん!)、最近なんとなくシンメトリーっぽい構図を気に入っているので、それを添付。テニス合宿の一コマ。
2005年12月3日(土)
久しぶりに大風邪ひいた
火曜日から薬を飲んでごまかしていた風邪。
一般販売されている風邪薬でなんとかしのいでいたが、木曜日から喉の痛さで眠れないほどになってしまった。ここで、めちゃ効く「クラビット」の投与。ところが今回の風邪は完全にウイルス性やったみたい。細菌に絶大な効果をほこる「クラビット」もウイルス性にはまったく効果なし。金曜日の朝に病院で診てもらって出社したが、どんどん熱があがり、昼すぎには完全にダウン。いつ倒れるかわからんままの状態で帰宅し、ばったり寝た。

このまま土日も寝れればええんやけど、ただいま1時間でも2時間でも時間が欲しいほど忙しいんで、寝てる場合やない。今日はなんとか昼から3・4時間ほど会社に行った。それでも体力切れ。明日も行ってなんとか仕事をやりきらな。昨日の午後から今日の昼までたっぷり寝たから、ちょっとマシになってきたかな?咳が止まれば、熱も下がるやろう。
2005年11月30日(水)
のどがヒリヒリ、熱がダー
のどがヒリヒリし始めると、数時間も経たんうちに熱がだーって出てくる。頭がぼーっとして、何も考えられんようになって、全身に力が入らなくなり倒れそうになる。毎度毎度パターンの風邪や。
うがいはトイレに行くたびにするし、寝るときはマスクして乾燥に気をつけてるのに、近くでひいてる人がおるとあっという間にうつってしまう。はぁ〜。
2005年11月27日(日)
バスケでつき指した
いてて、左手の薬指をバスケで突き指した。<バスケで突き指>なんて何年振りやろう。
昨日は会社のテニスで、今日は仲間内でバスケ。ようやく土日にスポーツできる時間ができた。それに昨日はテニスのあと、居酒屋でたっぷり飲めた。今日は昼寝ができた。今からのんびり風呂にはいろ。もちろん指は、流し水で冷やす。
2005年11月24日(木)
秋と冬の狭間
冬は好きやないけど、ほっぺたに刺さるような冷気を感じると俄然とやる気がでてくる。(よっしゃ、スキーや!)と気持ちが湧くから根は単純やと思う。

ところが、ニュースは「東京は小春日和が続きます」と言う。なんや中途半端やなぁ。


いつのまにか12月が目前や。ぼちぼち忘年会の予定も入ってくる。年末年始をいつ神戸に帰るか、を考えなければならなくなってくる。そうこうしていると、あっという間に年を越してしまうんよな。12月14日にはふたご座の流星群があっても、忘れてしまって日は過ぎていく。友人や仕事仲間、お客さんと楽しく過ごせて、お酒も飲めるんで、いやいやこういうのも良か良かと、毎年や。
2005年11月20日(日)
雪谷八幡神社の紅葉
 横浜トリエンナーレに行ってきたのを書こうと思ったまま、毎日がむちゃくちゃ忙しくて、家に帰ったら寝るだけの日が続く。

朝、出勤するとき近所の雪谷八幡神社が紅葉してた。
2005年11月6日(日)
昨日はハイキングと合コン!
10月から待ちに待った週末の晴れ。だからか早朝の電車にはハイカーが多かった。しかしまーなんですなー、たかがハイキングするにも都内からやと2時間もか3時間もかかってようやく駅についたら、もう朝の7時半やで。遠すぎる・・・。ぼくの実家の花隈やと歩いて30分も経たずに山ん中やのに。もちろん海も歩いて10分、繁華街はすぐそこ。終電を気にして飲んだことがない環境やった。それはさておき、朝家を出たときは真っ暗で新聞配達のおじさんより早かったのに、もう学生が学校へ行く時間になっていた。
御嶽駅を降りて、バス→ケーブルカーを乗り継いで、登山口に着いたのが8時半。ようやくスタート〜。

てくてく気持ちのええ朝。今日は晴れそうや〜。今年の紅葉は10〜15日も遅れているらしい。たしかにまだ紅葉しきっていない。あと4・5日後かな。歩いていると上から落ち葉が、木の枝葉に当たりながら舞い落ちてきた。それがカサコソ、カサコソという音を立てる。それがサラウンドで聞こえた。
右に曲がる角を抜けると、また違う視界が広がる。でっかい岩があったり、向こうにそびえる山が見えたり、湧き水の水飲み場があったり。やっぱりハイキングは楽しい。このコースは初めてで「日帰りハイキング&温泉」というガイドブックを見て来た。ぼくにぴったりの本や。ここに載る初級コースはしょぼすぎたので、中級コースを選んだ。高低差が7,800mで、3〜5時間の行程。関東はあんまりハイキングの習慣ってないんかな。土日で久しぶりに晴れた絶好日和にも関わらず、すれ違ったり、追い越したりする人が少なかった。合計10〜15組み程度やった。挨拶も少なくて、ぼくが元気に「おはようございます!こんにちは!」と声を掛けると驚かれることがあった。ハイキングで挨拶は当然やで!

最初の山、武蔵御嶽神社から次の大岳山までのコースは、歩きやすくバラエティに富んでてよかった。少し寄り道して”綾広の滝”も見て来た。大岳山の山頂までぼくの足で1時間半。澄み切った空が広がり、すすきもあって見晴らしがよかった。そして次は鋸山。ここまでもまーまー。
しかし、今日はぼくは横浜で18時〜合コンやねんなぁ。こんなところにおって間に合うんか???温泉にも入るつもりやぞ・・・。よし、ここから下りきつくてが長いらしい。靴の紐をきつめに縛り、リュックの胸と腰のベルトもつけた。これ、くだりのコツや。足が靴のなかでずれないようにし、荷物が左右にぶれないようにすると歩きやすい。いや、さすが「鋸山」というだけあって、ぎざぎざの岩がコースの途中あちこちにある。ちょっと歩くのが難しい。
ガイドブック通り、下りは長くてきつかった!この後半のコースは、狭い岩肌をぬうように急降下し、そしてひたすら植林の根っこ道をくだる。そして車道から車の走る音が聞こえてくると、だいぶ麓に下りてきたことになる。到着の寸前に一回小山を登る。下りで足がガクガクになっていたので、意外にこの小山がきつい。愛宕山に到着!そして今度のくだりはすごい階段や!200段ぐらい狭い幅&急角度は足がすくむぐらいで、チョンチョンチョンと手すりを持ちながら小走りに降りた。ゴールは目前。
12時45分、『もえぎの湯』に到着〜。風呂、風呂、風呂、露天風呂!あ、トイレ行っとこ。うわー、膝が笑ってる〜。膝が笑って小便するとぷるぷると”軌道”がぶれる〜。
そして、のんびりと1時間ほど露天に入り、汗を流してすっきり!いい天気でよかった〜。

 ☆ ☆ ☆

さ、次は横浜やな。

家に戻って着替えて、横浜に向かった。おー、今日は山から都会へ、標高1200mから0mへ、なんともすごい日や。
人数合わせで呼ばれた合コンは、2・3年ぶりかなぁ。4対4で、男子から一人ドタキャンが出た。「な〜にー、ぼくは山奥からでも来たのに!」と思った。
この合コンは、合コンでは珍しく”普通”の女の子らやった。会社勤めの子らで、ちゃんとしゃべれるし、酒は強いし、かわいかった。こういう合コンなら、たまには知り合いが広がってええと思う。
2005年11月6日(日)
ティナ・ターナーと日向和田(ひなたわだ)駅

昨日、日帰りハイキングの帰りはJR青梅線の奥多摩駅から帰途についた。朝早く起きて、たっぷり歩いて、温泉で最高の気分を味わったあとの電車は「寝る!」と決めていた。

運良く座れて、うとうとまどろみの中、社内アナウンスが
「次の駅は、ティナ・ターナー」
と言ったのでびっくりした。よく見たら日向和田駅のことやった。

2005年10月30日(日)
35歳のバスケ
今年、2回目のバスケやった。全身運動は、すっきり楽しいなぁ。しかし、もう35歳の肉体は、体力も筋力も落ちていく一方。回復力もない。悲しい〜。
明日は筋肉痛なんやろうな。日替わりでいろんなスポーツして、昼はのんびりスタバで本読んで、夜は宴会でビールや泡盛・焼酎が飲める生活やったらええのに。
2005年10月26日(水)
画狂老人卍
《画狂老人卍》とは、北斎が75歳から使用していた雅号。《画狂老人卍》って・・・!まるで山田風太郎の小説に出てくるような名前やん!それが北斎の雅号(ペンネーム)とはほんま驚いた。ぼくらが教科書でよく知る葛飾北斎には、たくさんの雅号があり、時代で大きく分けることができる。20歳〜は第一期で"春朗"、36歳〜第二期で"宗理"というぐあいにや。画狂老人卍は第六期で、75歳〜90歳まで使われていたという。
こんなことも知らず、今日行って初めて知った。

北斎は世界でも超有名や。その作品は、ヨーロッパ・アメリカの名だたる博物館に散っている(奪われた)。そのデザインは現代美術にも大きな影響を与えている。それが、今回、全世界から集められ、その数なんと500点!
教科書で見たことのある『冨嶽三十六景』など、100年に一度あるかないかの大イベントや。生・北斎を見られる機会は、これを逃すともうないと言ってもいい。日本人なら見ておかな!
昨日、始まったばかりの特別展で、平日にも関わらず混んでたわ。おばちゃん4、おじちゃん3、学生1、外人1、って感じ。学生カップルがいちゃいちゃしょうーもない会話で少しうっとおしかった。でも感じ方は人それぞれや。掲示されている解説を、さも自説のように自分の伴侶に話すおじさまも、まーそれはそれで、ぼくも絵はさっぱりわからんがぼくなりに楽しんできた。

会場は第一期から順番に展示されていた。いっちゃん最初は、なんと画狂老人卍時代に描いた”北斎自画像83歳”の絵やった。20歳のときに、自分宛てに「俺がじじぃになったら、どんなじじぃになってるのか?」と自分宛てに書いた手紙があり、それに答えて描いたものらしい。のっけから、北斎のユーモアというか、キャラクターに驚かされた。
江戸時代の人やで。すごい自由な時代やったん?どんな時代やったんやろう。

作品にはシリーズものもたくさんあった。『冨嶽三十六景』もそうやけど、『忠臣蔵十二段』とかは、最初は近づいて観て、もう一回引いて観るとおもしろい。連続の意味があって、話しの流れが聞こえてくるように感じる。構図とリズムがいい。
第一期、第二期と進んでいった。ぼくは”赤富士”や”美人画”の浮世絵程度しか知らんかったけど、超越した技量と才能が溢れまくっていて、これは写楽のようにいろんな人が北斎と名乗ったのでは?と疑ってしまうほどやった。
いやいや、精密機械のように繊細で、かつ大胆で力強い絵もあり、そこにププッと笑ってしまうようなユーモアも入っていたりする。北斎は「世界に影響を与えた100人」に選ばれるのもうなずける。

信じられないほど多才で、多彩。ジャンルも、手法も、関係ない。すべて絵や。何をどう描けばいいのかわかっていて、自分の表現したいことを自在にしている。瞬間を捉えるセンス、絵なのに動きを感じ、シャープでするどい。なのに美人画からは柔らかさと匂いまで感じる。第四期になると、もう信じられない領域に入っていた。この時期、北斎は絵手本に関心が移っていき花鳥風月図などは少ないけど、中でも「雪中傘持ち美人図」と「鵜飼図」に北斎の超絶技を見た今日は、まず普通にじっくり観てから、そして休憩を挟んでから、第2ラウンドでもう一回、観たいものを時間をかけて観た。もちろんこの2作品もじっくりと堪能した。

第六期は、75歳〜90歳。《画狂老人卍》という一見ふざけた雅号。
普通75歳って、ボケじじぃやで。それも当時の75歳って、スーパーご長寿さまやないの?!せやのに北斎は並みの人間やなかった。老いてどうたらこうたらという言い訳なんて、まったくなし!完璧の領域に達しているにも、まだまだ力を伸ばしていた。すごい、すごすぎる。『扇面散図』と『狐狸図』に、ぼくは魅入った。うーん、こんなんを一枚でも描けたら一生暮らせるんとちゃうん???

一つ、ぼく的にひっかかったのが「文昌星図」。”文昌星”とは、もんじょせいと読み、北斗七星の第一極星を指す。ここの解説には「北斎は、北斗信者で・・・」と書かれていた。おー!北斎って北斗神拳か!とどうでもええ想像をしてしまった。夜空、星空の絵はこれだけだったので、余計に特別さを感じてしまった。しかし《北斗信者》とは何?
2005年10月25日(火)
北斎の特別展と横浜トリエンナーレ
海外に散っている葛飾北斎の作品が集められた特別展がある。500点も揃うのは、これまでになかったそうや。空高い、ええ気候の秋。こんな機会はなさそうやし、いっぺん見とこ。上野の東京国立美術館で開催が昨日から始まったとニュースで知り、行くたいと思った。

そして横浜では、現代美術の『横浜トリエンナーレ』が開催されている。埠頭に屋外展示されるものから、写真を含めた現代アートが展示され、晴れた秋空の下で観にいくのが楽しみや。前売りをちゃかりと購入。

ぶらっと一人で観にいこう。平日狙いやな。ゆっくり時間を気にせずみたいし、混雑してたらお金払う意味がない。ちょうど明日はぽっかりと休めそう。晴れなら横浜、雨なら上野に行こ。
2005年10月17日(月)
今日も満月やで
いや〜、『オーラの泉』を見たせいなのか、気付くと(あ〜今日は満月やんけ)のせいなのか、えらく気が満ちている。今回は強く「円」を感じる。すべての行い・出来事が円いように感じる。

が、
ピンポーン!ビールと泡盛のせいでーす。
うそうそ。それだけやない。

酒のせいにしておちゃらけたいぐらい、変な感覚に満ちてるんや。感受性が高いというか、柱がないというか、テレビ番組が言う「憑依体質」なのか、そんなことは知らんがふんわり、ぴりぴりとぼくに接触してこようとしているのを感じる。そこにいる、今ここにいる(お前、誰や?)と思うことがたびたびある。

前世や守護霊など、きっと一つの法則で解明できると、ぼくは思ってる。ヒントは”上丘”やと思う。
人は自分の今いる位置を、ほぼ野球場ぐらいの広さで把握していると、思っている。透視とかそういうもんでなく、次元としての座標と、その場の気の位置を「わかっている」と思う。”上丘”は、これからまず一番に注目される器官やと思う。ここを解明することが、《見る、知る》の謎が解け、それが気や霊、予知などと呼ばれるものにつながっていくんやろう。
2005年10月16日(日)
希望が丘商店街(東急池上線「石川台」駅)
小雨降るなか、近所の商店街から太鼓の音が聞こえてきた。大きい音やなく、力弱い音や。「そうか、今日は希望が丘商店街の”フリマ市”や」と、ちょっと見に行ってみた。
歩いて1分もかからない希望が丘商店街は、しょぼい。最近はしょぼさにさらに拍車をかけて、どんどんお店がつぶれていって寂しい。めちゃ旨いカレー屋がなくなり、ペット屋もなくなった。うまいビールと和洋の料理が揃った「あがらば」もなくなった。元気のない商店街を危惧して、商店街の人たちらが頑張って催した今日のイベントや。閉まったシャッター前に、それぞれの家の押入れから出してきたおもちゃや古着が並んでいた。
その一角を仕切って太鼓をたたくのは地元の小学校の子らやった。子供の後に→これこそ太鼓や!という大人の演技が見られるわけでなく、ほんまに子供だけやった。かわいいが迫力不足。女の子ばっかりなのも気になる。男子はどこ行ったんや?
2005年10月14日(金)
頭のなかで回る曲
携帯をコーヒー没させてしまい、新しい携帯がきた。昨今の情報漏えいなどの流れを受けて、指紋認証型を指定された。
指紋認証は富士通しか出していない。ずーっとSONYの携帯やったぼくは、富士通のは慣れるまで時間がかかりそうや。ジョグダイヤルはSONYが特許を持っていると聞いた。便利やけど他のメーカーは採用できないらしい。新しい携帯は、遊び要素満載で、こんな写真(添付)も撮れる。
携帯の話しはここまで。

シャエリル・クロウのCDがええわぁ。ポップな曲が多かったシェリル・クロウが前作のベスト盤を出して「一区切りがついた」と言って、出した新作や。アルバム主義になり、全体的に落ち着いたいい雰囲気。
このなかで、ビートルズの"Lucy in the sky with diamond"にそっくりな"Where has all the love gone"が、今、ぼくの頭んなかでまわってる。素朴で、いいメロディ。シンプルな歌詞。ええ曲や!
2005年10月8日(土)
携帯をコーヒー没
出社したら、まずパソコンの電源を入れる。そして立ち上がるまでの間にコーヒーを入れに行く。カップを机の右手に置いて、パスワードを入力する。メールを立ち上げてチェック。前夜の間にも結構、メールが来てる。これが朝のお決まりパターンや。

今日、
さてと、と立ち上がったときに、携帯をポチャンとコーヒーカップのなかに落としてしまった。即、取り出したけど、折りたたみの回転部分にも沁み込んでて、そこはぬぐえなかった。振って水気を飛ばした。念のためボタンの隙間とかも、タオルを強く押して水気を吸い取るようにした。

問題ないようや、と思っていたら30分後に電源が入らなくなった。充電池を取り出してみると、そこにもコーヒーの水気があった。ティッシュを小さくして、せっせ中に突っ込んだ。どうも、回転部分から中に水が入ったようや。昼過ぎ、すっかり乾いたので再度電源ONしてみたら初期画面が写ったが、それも一瞬で、真っ黒の画面に落ちた。携帯電話、ご臨終。あっけなかった。

今日は、草野球に参加。野球部部長には、自宅の電話番号を教えて、雨天中止or決行の連絡を入れてもらった。なんや、中学・高校の時代に戻ったようや〜。
携帯がないと、開放感に満たされるわ。束縛がない!これ、結構ええで。
2005年10月6日(木)
毎度毎度、風邪ひいた
季節の変わり目には必ずと言っていいほど、風邪をひく。どんなに注意してても、急激に気温が下がった日など「あれ?体調がおかしい?」と思っていたら、ガクッとダウンしていく。
月曜日にひきはじめて、火曜日からふらふら、昨日は半休して今日は遅出社。まだ熱あってふらふら。
文章かけるようになっただけマシやな。

昨日の夢は、自分が短指症でその説明を友達にしてた。
「ほら、指、短いやろ?」
「特に、薬指が短いねん」と言いながら、自分の手を見せる。はっきりとみじかい。
「でもな、バスケのドリブルとかは問題ないねん。ドリブルしながら、ボールもつかめるし」と、ドリブルしながらピタッとボールを掴んで見せた。「へー」と驚く友人に、得意になって何度もやってみせた。

他にも、だらだら夢を見た気がするけど、忘れた。
2005年9月27日(火)
まだまだ夢見る/野沢尚『深紅』
明らかに今読んでいる本の影響を受けた夢やった。風邪をひいて熱があるせいで、寝たり起きたり、夢を断続的に見てるような気がする。その起きていた、というのでさえ夢か?

血飛沫を浴びる夢やった。でも普段のぼくは血が一切駄目で、血を見ると全身の力が抜けるタイプや。
今、読んでる本、野沢尚の『深紅』のせいや。物語は家族惨殺事件で始まり、犯人が裁判長宛てに出した上申書は心の独白で犯行に至った心が綴られている。経緯がリアルで、かつ心情的に来るもんがある。事件は異常と言えるものやけど、告白文が終わったところで考えこんでしまった。

ぼくの夢は、主観で見るその残虐シーンやった。まさしく本のストーリーのままで、違うのは、ぼく自身がなぜか5歳の子供の目線やったことや。
そんな夢を見て、まどろみの中ぼんやり起きて、(変な夢や。血なんてめっちゃ苦手やのになぁ)と客観的に自分を分析した。でも、それも夢やったような気がする。だって、今日も目覚ましで無理矢理起こされたもん。

夢をここんとこ毎日のように見てる。ここ2・3年こんなことはなかったと思う。
2005年9月26日(月)
今日みた夢
ぼくは高校から上がりたての大学1回生で、大学のバスケ部に入部したようや。どうやら今日が初練習の日らしい。どうかわいがられるのか少し緊張ぎみ。高校からの連れや、他の高校で戦った連中もうちの大学に入学した奴がいて、そいつとも仲がいいみたいで、新人同士和んでいる。
体育館の周りには緑が多く、施設はかなり老朽化している。当然空調はなく、夏なので、あちこちのドアが開けっ放しにしている。風が通る。裏口のすぐ外に、2つ簡易シャワーが備えつけられている。
ぼくは授業で遅くなり、かなり遅刻した。もう練習は始まっていた。何をしたらいいのか、バスケのルールも変更されていて、戸惑いながらもみんなの見よう見まねでドリブルやランシューなど体を動かした。走りながら軽くジャンプして、ゴールにボールを置いてくる。ファサっとネットに入る。気持ちいい。
夏の練習のあとは、外にあるシャワーが最高の気分にしてくれる。シャワーの粒が日差しに反射してきらきらしている。
ぼくは学校の先生に呼ばれたようや。サンダルをつっかけたまま校舎の間を走った。

ここで目覚ましに起こされた。朝の6時や。気持ちが楽しくなる夢やった。
2005年9月24日(土)
スタバで本
今日は、3回も昼寝した。朝起きて朝食食べて昼寝。昼食食べて昼寝。ぼーっとテレビ見て、また夕方に昼寝。だいぶ体力が復活したかな。21日に出たばかりのcapsuleをMDにダブして聴いた。今回も当たり!@、F、Hが特にいい。

車の走りがよく出来ていると聞いて、映画
『イニシャルD』を観に行ってきた。。

アニメでOAされたときはCGパートに感動したが、実写はやっぱええわぁ。86(パンダトレノ)、R32(GT-R)、FT、レボVの重量感やエンジン音が良かった〜。
(ドラマ部分はどうでもええが)しかし川崎チネチッタのレイトショーは、近所のヤンキー崩れが集まってるような賑わいやったわ。なんでか、すぐわかるあの出で立ち。終わったあとは走りに行くのか?でも東京じゃ、腕は磨きようがないやろなぁ。ぼくも、望んでやなく、通うために走っているうちに速くなったんやもんなぁ。あの年齢のときに、体に覚えさせるんが大事やで。
2005年9月24日(土)
変な夢をいっぱい
せっかくの3連休やのに、今日はだらだら過ごしてる。会社に行くつもりやったけど、あかん、体力が切れた。ぼーと昼寝したりして過ごす。最近、どっからそのネタを拾ってくるんや?と自分に驚く、変な夢を毎日のように見る。毎日、毎日メニューが違う。

今日は、秘書になる夢やった。

どっかの偉い人が新しい会社を興す。その人が3人のスタッフを秘書につける。その3人は一般公募みたいなもので、ぜんぜんばらばらでお互いを知らん。ぼくは勝手に選ばれていた。その社長さんは、「そのほうがええ」と言う。「そのほうが、新しい発想が生れるんや」と言う。へー、とぼくは驚く。そこで夢は終わる。
2005年9月19日(月)
映画とコーヒーと本とウォークマン、プール。ビールとミートスパ。

タイトルで言いたいこと言うてしもた。
朝起きて、映画『SHINOBI』を観に行って、今はビールでまったり。ビールは"キリン ブラウンマイスター"が最近旨い。セブンイレブンでしか売ってない。
あ、全部一人遊びやんけ。

2005年9月18日(日)
アニメ『雪の女王』
アンデルセンの童話が原作の、NHKアニメ『雪の女王』がおもしろい。千住親娘(明・真理子)が奏でるテーマ曲に心が掴まれ、物語の深さに感動して涙が流れ、全編通しで観てしまった。

絵は洋書の絵本ぽくなっていて、ちょっと癖があり敬遠されるかもしれないけど、挿入のカットは芸術的やで。アーティスティックな演出が通しで観ていると、効いてくる。ぼくは好きになった。

快活な女の子のゲルダと、心優しい少年のカイ。仲の良い二人が、雪の女王によって引き離され、女の子のゲルダがカイを探すために旅に出る物語。ゲルダが旅で出会う人たちや出来事の一つ一つが、ぐぐっと涙を誘う。何気ないおばあちゃんのセリフとかに、つい熱い涙がぽろぽろ〜って流してしまう。これ、大人向けのアニメかもしれんで。
2005年9月13日(火)
間に合うか?!
ローソンへ行くと、店員さんの肩越しに商品サンプルが置かれ、11月10日発売なんて宣伝されている。それを見ると、「ぜんぜん間に合ってません!」と言いたくなる。コンビニにまで、プレッシャーを与えられる。なのに、今日もまた現場にやり直しで徹夜で頑張ってもらうことに・・・、すんません!
2005年9月11日(日)
【きとやん日記】のスタート

トップページにある「みんなの掲示板」の使い方が、だんだんぼく個人の日記っぽくなってきたので、ここにちゃんと日記を立ち上げます!

メンバーが指摘される前から「みんなの掲示板」の使い方を悩みあぐねていた。これじゃアカンよなぁと思いつつ、ついつい独り言っぽいことを書いていたんが実情で、「みんなの掲示板」は気楽に書けるし、携帯からでも書き込めるから・・・。言い訳やな。あかん、あかん。

今日、ここに「日記」を立ち上げたんで、これから個人的な内容はここに書いていこうと思う。ぼくの場合、獅子舞はプラインベーとのことなんで、ちょっと混在してしまうが、どうせ書く内容はたわいないもの。そのときの気分なので、文体も統一する気はなく、お気楽に書きたいことを連ねていこうと思う。

写真は、文章とまったく関係ないけど、夏休みに行った
るり渓谷と高円寺阿波踊りです。それでは”きとやん日記”スタート!

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