お祭り・舞台・イベント    
Festival,Stage,Event

2010年 1月16日 THEこども寄席 vol.7 新春スペシャル 1日目。
午前と午後の2公演です。
朝9時に集合して、リハーサル。ワキ智恵ちゃんは、まぁ君を連れて参加です。

大人たちが舞台で踊ってる様子は、まぁ君にどのように映ってるんやろね?

「ママ〜」
「はい、ママはここにおるよー」
雨細工の有芽屋(ゆめや)の五十嵐さん。
ピカチュー、キティちゃん、干支のトラにイルカや蛙など、ものの2〜3分で作り上げていきます。これが職人芸です。

こねたり、伸ばしたり、広げたり、時々ハサミでちょきちょき、食紅でちょんちょんと目を入れると、あっという間に出来上がり。

興味津々の子供たちが、食い入るように見ています。
今回から、誕生獅子の前説を入れるようにしました。

「上手から父獅子が、下手から母獅子が出てきて、お祝いの舞いをすると、赤ちゃん獅子が生まれます。だから誕生獅子と呼ばれます」

この前説が功を奏して、生まれた瞬間を見逃すことなく、「おおお〜」と驚きの声が出るようになりました。

 ☆ ☆ ☆

午前の部の演舞終了。
演舞を終えた智恵ちゃんは、まぁ君のところに行ってます。ママに戻っています。
さー、午後の部は、親子体験のK君とお父さんの登場です。K君はさほど緊張してないようで、むしろお父さんのほうが緊張ぎみです。

入念に、リハーサルを行いました。
いよいよ本番。

「道中ー!」

ワキの智恵ちゃんとK君が飛び出て行きます。
観客席からのあたたかい拍手に、K君がにっこり笑顔。
練習では、ちょっと照れ気味でしたが、本番ではなんとしっかりしていることか!すごい、すごい、K君すごいで!

堂々としたまま、ビシッと決めー!!!
お父さん、「ほんと楽しかったです。あっという間でした!」
K君、「楽しかった!今度は獅子のなかに入りたい」

こちらこそ、一緒に踊れて楽しかったです。しかし、本当にK君もお父さんも上手で、素晴らしかったです。

楽屋に戻ってからも、興奮したままのお父さん。
「初めて、息子から楽しかったという言葉を聞きました。昨日まで出たくないとか、言ってたのに」。
観客席にいらっしゃったお母さんも、息子の頑張る姿にうるうると来てたようです。

親子体験のワークショップは大成功です!
2010年 1月17日 THEこども寄席 vol.7 新春スペシャル 2日目。
今日は午前と午後の、どちらも満席です。昨日に続いて、どーんと盛り上げていきます。

舞台の照明に、赤の獅子舞と緑の獅子舞がすごく映えます。そして大きな獅子と一緒に舞うのが、ワキです。

ワキが、獅子を操ります。
ワキが羽織る法被は、黒地に朱色の牡丹で、神戸の版画家西川英氏によるデザインです。
今日の親子体験は、Yちゃんとお母さんです。

ちょっと緊張ぎみのYちゃんですが、K君と同じく、きっと本番では大人を驚かせるぐらい決めてくれるんでしょう。

「獅子舞さん、開場まであと5分です」
「はーい」

リハーサルを何度も行いました。

お母さんは、自前のメモを作って、踊り方を覚えていらっしゃってました。
「道中ー!」
「よいしょー!」

と、かわいく、元気に飛び出していきました。
Yちゃん、にっこり笑顔です。

いや〜、だから子供ってわからん。すごいわ。ぜんぜん動じてません。

獅子をしっかり見ながら操って、真っ直ぐお客さまのほうに向きます。短い練習期間だったのに出来てる。素晴らしい!
きっと体が覚えるぐらい、お母さんと一緒に自宅で練習してきたんでしょう。
舞台で決めたあと、客席に降りて、練り歩きます。

Yちゃんは子獅子を先導し、お母さんは父獅子を先導します。獅子が会場で入り乱れ、一気に盛り上げます。

会場全体を使って、「決めー!」。

大拍手喝采です。
今日も、親子体験の獅子舞ワークショップは大成功でした!
また今度、一緒に踊ろうね〜!

親子体験ワークショップ
お祭り・舞台トップページ