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2006年 4月15日 生田神社 神幸式
雨の春祭りは、ぼくは初めてです。

「え?びしょびしょになってもやんの?獅子は濡れてもええの?」と雨が降ってても、始まりました。

生田神社の神幸式は、
11地区に分けられた地域のうち一つを、梶原武者を先頭にして、お神輿・子供神輿・獅子舞・神戸太鼓・お稚児さんらが連なって練り歩いていきます。

天地祓いをする
梶原武者は、その地域の若い衆から選出され、お祭りに向けて何ヶ月も特訓を受けます。梶原武者の衣装は重く、その演舞はかなり難しく、体力をかなり要します。

毎年交代する武者を見て「今年の梶原武者は〜」なんて、いっちょまえに点数をつけたりします。
獅子舞は、生田神社メンバーだけでは足りなくて、御旅(兵庫)のメンバーに手伝ってもらいました。子供たちがいっぱいで大助かりです。

それに、なんと言っても
かわいい!小さい子供らが一所懸命踊る姿はかわいいし、横で順番待ちの子らがきゃいきゃいふざけあっている姿も微笑ましいです。
今年は、三宮地区です。センター街と”さんちか”(三宮地下街)を回ります。神受けもいっぱいあるはずが昔に比べてかなり減っています。

お囃子や獅子舞が練り歩くことで、まだまだ商業的に沈んだままの三宮がちょっとでも元気になればいいと思います。
しかし、お昼に行った「長野屋」のご主人のような、地元密着のお店が少なくなり、獅子舞をやってもどの店舗も少し他人事のような印象を受けるのが残念でした。「わーお祭りやってる」とか「ほら、獅子舞よ」と客観的に観るんやなく、「こっちに来て来て」と積極的にからんできてほしいです。
あれ?雨に当たると、気持ちが少し暗くなったかな。

でも、踊るとそんな気分も吹っ飛び体も心も熱くなります。
再び、地上へ戻ってきました。
センター街へ入っていきます。
お祭りは終わってからが楽しい、なんて言うとあかんかもしれんけど、ちょっとだけ本音。

まずサウナ!踊りまくったあとのサウナはむちゃくちゃ気持ちいい。疲れがいっぺんに吹っ飛びます。

そして、
直会(なおらい)!本来、<神祭終了後、神饌(しんせん)や神酒(みき)のおろし物を参加者が分かち飲食する行事>という意味ですが、今は「打ち上げ」です。『一日中踊って、汗をサウナで流して、その後に宴会』はぼくにとって最高のコースです。これが楽しくて毎年、春祭りは欠かせません。
直会始まってしばらくして、今日一緒に踊った高校生の女の子が「これ、宴会みたいですね」やって!「わはは、これが宴会でなくて、何が宴会やねん!」ってツッコムと、なんと彼女らにとって初・宴会でした。なるほど〜。

カラオケが始まりました。獅子舞からは高校生ギャル3人と、ぴちぴち(本人曰く)20歳の女子大生が代表して『キューティハニー』です。おー、余丁の変なおっさんがクネクネ踊りで参入してきた。あのおっさん誰や???おもろ〜〜!


エネルギーの切れた赤ちゃんがすやすや”お寝む”に入ったのに、あまりにもの下手な歌に耳を塞いで寝てる!ぎゃははは、赤ちゃんまで耳を塞ぐ歌かいっ!
翌日の神戸新聞です。

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