結婚披露宴&二次会     
Happy wedding party

2008年 3月20日 東郷記念館(原宿)
春を呼ぶ、柔らかい雨が降っています。テラスからは、雨が跳ねる池の水面に、木々に囲まれた日本庭園が望め、雨が降っても美しさを感じます。

ここ、原宿東郷記念館のスタッフさんは、一人一人にもてなす心があって、ひじょうに気持ちがいいです。

ぼくたちは、あちこちの披露宴会場で演舞するので、例えばバックヤードでのスタッフさんの様子など見て、感覚的にそういったのを感じます。

今日は、ホームページをご覧になったお二人から、ご依頼いただきました。

披露宴は、
和の趣向が凝らされています。開宴のBGMは、東儀秀樹の雅楽が流れ、二人の入場では和太鼓が鳴り響きました。

花嫁さんの本振袖は、鮮やかな色使いの紫陽花が映えるなか白い鶴が飛翔しています。思わず、メンバー一同、「綺麗〜」と見とれました。

さて今日の出番は、乾杯を合図に飛び込みます。どんな感じになるのかなぁ。ご出席の皆様にはサプライズで、驚いてくれるでしょうか?

乾杯のご発声があり、「わー、パチパチ」と拍手。
拍手が鳴り止むか、鳴り止まぬかで、「イヨーーーッ!」と勢いよく入場しました。

「うわ、獅子舞が入ってきた!」
「え!何?何?」

と驚いています。
短い道中のまま、【誕生獅子】の演舞へ突入。
赤ちゃん獅子が見事、生まれました。
「あれ?どこから生まれてきたの?」
「え、え、いなかったでしょ?」

ぼくの斜め前のテーブルに座る方たちが驚いています。それが、じわじわと会場全体へ広がっていきました。毎度、事実認識までに時間差があります。

開演したばかりの会場が"獅子舞でびっくり"を共感し、
一つになっていくのが伝わってきます。

それを受けて、高砂で決めー!
にこにこ笑顔の新郎新婦さんです。

二人から、息がぴったり揃った元気な掛け声を頂戴して、ご出席の皆さんのところを噛んでまわりました。
各テーブルから「獅子舞、見るの初めて〜」と喜んでもらえました。

道中で決めると、「ヨッ!たむけん!」と屋号が飛びました。
たむけんではありません(笑)!
たむけんに獅子頭を貸したことはありますが・・・。さらに余談で、本日の新郎さまはサバンナの八木ちゃんに似てる、とよく言われるそうです。
ドレスとタキシードにお色直しした二人と、ロビーですれ違いました。とても仲のいいお二人で、歩調がぴったり一緒でした。幸せ!笑顔になります。

お二人、いつまでもお幸せに!

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