結婚披露宴&二次会     
Happy wedding party

2010年 7月24日 青山ダイヤモンドホール(表参道)
今日は紅実ちゃんの披露宴です。やったー!みんな、しっかりやっていこう!

ワキは、史穂ちゃんが単独デビューです。背負われてもいいならこのポジション、背負えなければあのポジションといろいろ組み合わせをやってみて、ワキに決定です。
史穂ちゃんはワキに合ってると思います。うちに早めに集まって特訓をしました。

会場へ向かうと、ちょうど二人が記念撮影をしてました。めちゃ豪華なドレスです。
やっぱり、女の子。お姫さまになりたかってんな、と思いました。
演舞の構成は、いつもとちょっとだけ違って、いつも笛を吹いてくれる紅実ちゃん用にアレンジしました。

アレンジした構成をリハーサルをしながら、「やっぱり・・・」と変えたほうがいいということになりました。

うん、そのほうが映えるし絵になる、と判断しました。
そして紅実ちゃんには黙っておこう。

リハーサルは入念に、何度も何度もやりました。それぞれの動線を確認し、細部をチェックです。1時間のリハーサルがあっという間に過ぎました。
「こちら、新婦さまよりお預かりしたものです」
「わざわざ、ありがとうございます」

係りの人が、篠笛を持ってきてくださいました。赤の着物柄の笛袋に入った紅実ちゃんの笛です。

紅実ちゃんに、「当日係りの人に渡しておいてね」と言ったことがちゃんと伝わってました。受け取りながら、
(ふふふ、この笛は結局使わへんねんけどなぁ〜、ほーほっほっほ!)と心の中でほくそ笑みました。ひょっとしたら、ぼくはいたずらっ子みたいな顔をしてたかもしれません。

「そろそろご準備はよろしいでしょうか?」

お、出番やで。さ、みんな、行くぞ!
毎回、少しづつレベルアップしています。あそこをこうしよう、ここはこうしたほうがいい、と全員で工夫しています。

誕生獅子が綺麗に決まりました。

ちょっと見えづらかったかもしれませんが、「あれ?増えてない?」、「え?いつの間に?!すごい!」と
歓声の波が会場に広がっていきました。

そして高砂で決めー!!!新郎新婦さんがいい笑顔です。緊張も、気負いもなく、自然体です。安心感がありました。

ここでぼくの短いスピーチです。お祝いの言葉に続いて、「紅実ちゃんにも、一緒にやってもらいましょう!」と、ここまでは段取り通りです。
「いつも笛をやってもらってます。打ち込み&決めの短いバージョンを、笛を吹いてもらって〜〜〜と思いましたが、それじゃ絵になりません。新婦さんには、ワキをやってもらいましょう!

ええーーーー!いやいや、ワキやったことないし、無理無理無理ー!」

わはは、予想通りのリアクション。会場の皆さんは新婦さんの慌てっぷりに爆笑しています。

「はい、それじゃあ、行きますよー。打ち込み、決めです」
「やるの?やるの?」
「よーーーー!」

♪ピーーーーヒャラララ、ピーーーヒャラララ、
♪ピーーヒャラ、ピーヒャラ、ピラピラピラ〜
♪ピーーーー!


予想外の展開で踊らされてますが、めっちゃ絵になっています。獅子に入っているぼくたちも、このほうがやりがいがあります。
新婦が踊って、会場中が大注目していました。主役がぱっと華やいで踊るさまはいいです!

見事、踊りきりました。
純白のドレスが舞いました!会場にぱぁっと花が咲いたようでした。
続いて、会場を練り歩きました。小さいお子さんには、優しくチュと噛みます。

「あ、来た、来た、来た。噛んで〜!」
「わたし、噛まれてない。噛んで、噛んで!」
「また噛まれたー!」


立候補、自薦、他薦、ぜんぶ噛んでいきます。噛まれてない人がいると、周りの方が教えてくれます。たまにスタッフさんも噛んだりします。

みなさんに幸あれ、です。
会場を練り歩いて、打ち込み、決めー!!!
たくさん拍手をいただきました。ありがとうございました。そして、本当におめでとうございます!

紅実ちゃん、綺麗やったで〜。
本当に披露宴というのは、新婦さんが光り輝く日です。
旦那さま、また今度ゆっくり飲みに行きましょう!

お色直しから、ぼくは写真係りでこっそり会場に入りました。
大学時代のご友人一同から、グラスハープの演奏です。
現役のキャビンアテンダントさんから、お祝いのスピーチから始まりました。

「それでは機内放送を、披露宴用にアレンジしてご案内させていただきます。では、」
「みなさま、本日は
ANA(エー・エヌ・エー)にご搭乗いただき・・・」

いつもの癖でしっかりANAと言ってしまい、会場は大爆笑!素で照れてはりました。ツカミはオッケーでした。
自分に動揺したダッチロールぎみの機内放送は、ちょっぴりエッチな内容でおもしろかったです。

そしてグラスハープ。木村カエラの"バタフライ"です。ふと、右を見ると、藤井フミヤと書かれたお祝いのメッセージカードです。

(あー!!!フミヤや!さすが筋金入りのファン。カードまでもらう仲になってる)
園児たちからお祝いのご遊戯です。
もう入ってきただけで、
「かわいい〜!」と会場が盛り上がりました。

去年のクラスと今年のクラスの園児たちで、いや〜、自分の先生の披露宴に出られるなんて、嬉しいやろうなぁ。特に、おませな女の子なんか、「わたしはああなりたい!」と将来の夢を描いた子もいたんとちゃうかな。

ここですごい偶然ですが、ぼくの大学時代の旧友の子供が、たまたま紅実ちゃんのクラスにいて、ここにいます!なんて不思議で、「世の中狭いなぁ〜」というご縁です。

そうそう、紅実ちゃんが青のドレスにお色直ししてきたとき、「きとーくん、だ〜ま〜しーたーなー」と恨み節を(笑顔で)言われました。
わはは、ダメダメ、新婦さんがそんな言葉使っちゃ!

すれ違うスタッフさんからも「あれよかったですね!」と声を掛けられ、紅実ちゃんの大学時代の友人、葉っぱの葉子ちゃんからも「あの動揺っぷりがサイコーにおもしろかった!」と大好評でした。

みんな、紅実ちゃんが好きなんやね。
幸せいっぱいの披露宴で、ぼくらもたくさんの笑顔をいただきました。ありがとう、おめでとう!いつまでもお幸せに!
   

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