アルテピアッツァ美唄   
Arte Piazza Bibai

2017年 3月20日 安田侃の『こころを彫る授業』3日目
からっと快晴。北海道の空は寒さがありながらも太陽は朝から全開や。ユニクロのフリースで十分や。念のためと持ってきてたスキーウェアは要らんかったな。

朝食、チェックアウトを済ませ、8:17発のバスに乗って、8:39アルテピアッツァに着。

ゆっくりと朝の散策を楽しむ。
朝の光りがよかったー。
たっぷり楽しんだ。

 ☆ ☆ ☆

昨日は道具や石に慣れるため、そして彫りながら、石としゃべり会話した。偉そうに会話つもりやったが、終わるとノミで側が徹底的に凸凹になった石。最悪や〜。

その反省を踏まえて今日は早めに来て、自分を見つめ直した。当然やけどつるつるの綺麗な丸みにしたい。

侃さんが「やめたいと思った人?」と訊いたときに、正直に手を挙げそうになった。「もし挙げる人がいたら悲しい」とか言うとうし!あぶね〜(笑)

「いい感じ、と思っている人手を挙げてください」続けて言葉を足す。「そしたら一度破壊してください」。えっ?!

その先に本当の姿が現します。そのとき「壊れる」と心配しないでも大丈夫です。あなたの心です。心は決して壊れません。破壊に必要なのは
勇気です。

<破壊、自分の心、勇気>。

時間かかってええから、地道に昨日徹底破壊した凸凹をできるだけ均していこう。

わぉ、昨日は初めてでパワーが余ってただけあって、すんげぇ絨毯爆撃痕!自分自身に驚くわ。つくづくあほやなぁ。不器用やなぁ。さぁ地道に均していくぞ!
YouTUBE、13秒

美唄名物の『鶏飯』。
おふくろの味で、優しく美味しい。なめこのお味噌汁も美味しかった。身体が喜ぶ新鮮な食材ばかりや。

 ☆ ☆ ☆

初めて石炭ストーブを見た。石炭を入れた。
ほんまに石って燃えるんや!

とりあえず昨日ボコボコにしばいた部分的をある程度修復して、二日間が終了。
自分のセンスの無さを思い知らされた。もうコテンパンや。通って長くやらなあかんな。
ええもんにしようとか、ある程度形にしようとか気持ちばかり焦ってた。

侃さんの締め挨拶は、なんか気の抜けた内容やった。

自分と言えば、「選んだ石の形が悪い」と石のせいにしている。でもな、みんなも同じやで。みんな同じ条件で、ちゃんと切り出す道を見つけてイメージを持って彫ってる。ぼくは、つくずくあかんたれやわぁ。

石は1年間、預けることができる。
保管位置は<い=4>や。
冬のアルテピアッツァの見納め。
お〜、ダイヤモンド侃や!
17:32、バスが来た。

春と夏の、桜や緑の、それぞれの季節で見たいな。カバーがとれたらすべてを見られる。冬の雪景色は大当たりやった。

北海道の田舎は美唄にいる。今、18時すぎや。これで都内のアパートに24時ごろには着けるってなんか不思議。

閉店間際のラーメン道場に入り、直感で店を選ぶ。
にんにくが効いてて味噌ラーメンが美味い!Tシャツ1枚になって食う。汗が吹き出る。

土産物屋はほとんど閉まってて、さっさと検査場に入る。
飛行機んなかでは爆睡するかと思いきや、眠れず、東京へ戻った。

1日目2日目│3日目
きとやん日記

▲上へ