きとやん日記                 
 2016年9月19日〜11月20日

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2016年11月20日(日)
岩波ホールで、映画『湾生回家』。

湾生という日本語を初めて知った。映画『湾生回家』、岩波ホールで上映中で、今日は年配のかたで満席やった。
台湾を植民地としていた1895年〜1945年に、台湾で生まれた日本人のことをいい、敗戦したときに強制送還された。その彼らが当時を語り、現地を訪ね、また台湾の人たちが語り、一緒に泣いて笑う。
なんで台湾の人ってこんなに温かいんやろう?まるで親戚のようで、友愛という言葉がぴったりと感じた。
一つ思い出した。獅子舞で台湾公演に行ったときのことや。ぼくらの演舞に、なんとおっかけてくれるおじいさんがいて、日本語で「あなたたちはすごい!」と何度も褒めてくれ、最終日にはお土産までくれて、さらに帰国して数日後に撮影したDVDを送ってくれた。あの温かい親切さを。

2016年11月20日(日)
水天宮

会社の元同僚の安産を祈願して、安産のお守りをもらいに水天宮に行ってきた。

朝9時すぎ。気持ちいい秋晴れ。
すでに多くの家族づれで賑わってた。七五三やな。お腹の大きい妊婦さんと旦那さんのカップルも多い。

ご祈祷して、さぁ、安産のお守りを買おう。
並んでると、どんどん人が増えてくる。

なんとか買えて表に出ると、家族連れでごった返し。
そら、子宝と安産、子育てをウリにしてたら、ようけ来るわな。

2016年11月19日(土)
ソン・ガンホ主演の映画『弁護人』、夜は自主練!

新宿のシネマカリテ。初めて行った映画館。

映画『弁護人』。

主演ソン・ガンホやのに、なんで単館だけの公開?!扱っているテーマが政治的に難しいからかな。せやから大手配給会社は手を出さなかったのか。内容は全国ロードショー、100スクリーン以上で掛けられてもおかしくなくて、さすがソン・ガンホ!

素晴らしい演技にしびれた。

2016年11月18日(金)
中勘助の『提婆達多』

能の『東北』のなかに、法華経を読誦したあとに和泉式部が、只今読誦し給ふは譬喩品よなうという一節がある。

譬喩品って何?火宅って何?


ネットで検索してみる。検索はほんま便利やけど、どんどんアホになっていく感じがして、生理的にぴりりと嫌な気分がするが、それでも便利やし時には思わぬ広がりを示してくれるから止められん。

まず火宅。

法華経の「譬喩品(ひゆぼん):三界に平安のないことを火事にあった家にたとえた語。苦に満ちた世界としてのこの世。現世。娑婆。

ふーん。そして譬喩品は、法華経は妙法蓮華経の略で、28品(章)あり、その第3ある。第2930は正式には認められていない云々カンヌン。

◇妙法蓮華経二十八品一覧
前半14品(迹門)
1:序品(じょほん)
2:方便品(ほうべんぼん)
3:譬喩品(ひゆほん)
4:信解品(しんげほん)
5:薬草喩品(やくそうゆほん)
6:授記品(じゅきほん)
7:化城喩品(けじょうゆほん)
8:五百弟子受記品(ごひゃくでしじゅきほん)
9:授学無学人記品(じゅがくむがくにんきほん)
10:法師品(ほっしほん)
11:見宝塔品(けんほうとうほん)
12:提婆達多品(だいばだったほん)
13:勧持品(かんじほん)
14:安楽行品(あんらくぎょうほん)

◇後半14品(本門)
15:従地湧出品(じゅうじゆじゅつほん)
16:如来寿量品(にょらいじゅうりょうほん)
17:分別功徳品(ふんべつくどくほん)
18:随喜功徳品(ずいきくどくほん)
19:法師功徳品(ほっしくどくほん)
20:常不軽菩薩品(じょうふきょうぼさつほん)
21:如来神力品(にょらいじんりきほん)
22:嘱累品(ぞくるいほん)
23:薬王菩薩本事品(やくおうぼさつほんじほん)
24:妙音菩薩品(みょうおんぼさつほん)
25:観世音菩薩普門品(かんぜおんぼさつふもんほん)(観音経)
26:陀羅尼品(だらにほん)
27:妙荘厳王本事品(みょうしょうごんのうほんじほん)
28:普賢菩薩勧発品(ふげんぼさつかんぼつほん)

◇その他の追加部分
29:廣量天地品(こうりょうてんちぼん)
30:馬明菩薩品(めみょうぼさつぼん)


わぉ、第12
「提婆達多品(だいばだったほん)」ちゅうのがある!たまたま『銀の匙』で初めて知った中勘助に、次に買った本が『提婆達多』や。ツンドくで置いたままやった。あー!提婆達多ってディーバダッタのことか!手塚治虫の『ブッダ』につながった!ビジュアルで顔が浮かんだ!

中勘助の『提婆達多』を読んだ。
ほんまこの人の文章は、なんて美しくリアルに豊かに、情景や心情を描くんやろう。なんなんこの日本語力!
ディーバダッタは、手塚治虫の『ブッダ』では、なんか邪魔者扱いされてたような曖昧な記憶しかない。もういっぺん読み直そう。

そして、たまたま新聞で紹介されてた
『修行と信仰』を注文し、届いたばかりや。

2016年11月17日(木)
久しぶりに平日の休みを
平日に休みを取得する場合は、空いてる美術館に行くことが狙いや。今日はここんとこ行けんかった美術館めぐりや。

まずは国立博物館の
『禅』。京都で先に開催され、東京へやってきた。
うーん、なんか禅宗を紹介する並列展示で、期待してたのと違った。キュレーター?にも当たり外れがあるっちゅうことか。

続いて森美術館の
『宇宙と芸術展』。チームラボの作品『Light in Space』で360°映像に平衡感覚を失う体験をした!(ここは撮影オッケー)
https://www.youtube.com/watch…

締めに恵比寿の山種美術館の
『速水御舟の全貌』。繊細で柔らか日本画。あ〜、ほっとするなぁ。素直に心に入ってくる。
2016年11月16日(水)
蓬莱泉 しぼりたて生酒
もともとお酒には弱い。
それがなぜかだんだん強くなったきた。麻痺してるだけか?
それが何の拍子か、身体がまったく受け付けなくなる時期(バイオリズム)のときがあり、もともとの酒の弱い体質に戻ってしまうときがある。気分はええのに、1杯でも呑むと、翌日にひどい頭痛になる。
生酒やったからかなぁ?でも2合しか呑んでないのに。
2016年11月14日(月)
松声会のお稽古
自分のふがいさなに、ひたすら情けなくなる。
なんて人間力がないんやろう、と思い知らされ、ひらすら凹む。あぁ、情けなや。
2016年11月13日(日)
itscomチャンネルで知った、日曜限定オープン、工場直売のプリン
長原駅から徒歩6・7分。看板こそでっかく『T.sweets.Labo』とあるが、小さい谷間にある家のような間口。

中に一歩入ったら、そこは作業場。申し訳ない程度にカウンターの上に、シュトーレンだけが置かれてた。
職人らしいまっすぐで真面目そうな兄ちゃんが、説明してくれる。この話しがおもしろい。熱く、ケーキや作り方に語る。

モンブラン 500円
プリン 300円
シュトーレン(小)2,000円

一般的な市販品と比べると、小粒だが、どの品も絶品!美味しさがぎゅっと詰まってて、全身の細胞が一個づつ喜んでいる!美味しい!
2016年11月12日(土)
小春日和の天気予報に釣られて
木曜、金曜と10℃にも上がらないぐらい寒かったので、この週末は小春日和になる、と天気予報が言う。
「やった!紅葉を見に行こう、露天風呂に入ろう!」と決めて、龍王峡に行った。いっぺん行ったことがあるが、行き直しやな。(ハイキング・リポート

駅を下りて、橋和屋酒店に直行。
ワイン醸造所でしか飲めない、数量限定ワイン入荷!に惹かれて、買ってみる。

月山山麓 虎屋の
『ホイリゲ』。720ml、1,730円
なにーーーーーー、この美味しさ!これは絶品!
2016年11月11日(金)
ポッキーの日・独身の日
1111、ポッキーの日・独身の日!
2016年11月10日(木)
村上龍 『カンブリア宮殿 経済人 スゴい社長の金言』
写真は買ったときに撮ったもの。

村上龍が好きやわぁ。視点が明快で世相を的確に描く。これほど優れた人物がおるんやろうか。お札の肖像画と選ばれるべきや、と思うぐらい!

MCの役割の一つとして、ゲストの緊張をほぐすことについて、まえがきの一節から。

単純なレトリックが通じる相手ではない。
「まあ、リラックスして気楽にやりましょうよ」などと言ったら、こいつはバカかと思われる。

その通り!と思った。これだけで、どれだけ村上龍さんが、真剣に相手と向き合っているかが、わかる。
2016年11月6日(日)
秋晴れ、乾燥、微風あり。絶好の洗濯日和!
絶好の洗濯日和で助かる〜。

獅子の翌日は、獅子たちの甲羅干しと、大量の衣装の洗濯&干す&たたむと戦うことになる。干して半日で乾いてくれるとほんま助かる。

朝から洗濯機を3回まわして、せっせと干して、ひと段落した今、昨日出演した披露宴の写真を整理する。このあとホームページを更新して、夕方前に洗濯ものを取り込んで畳む作業は、丸一日掛かり。
2016年11月4日(金)
幸せの木が満開で

幸せの木が満開となり、部屋のなかに濃密な香りが充満してる。
日本酒の香りもへったくれもあれへんがな。

2016年11月3日(木・祝)
インド映画『pk』

インド映画『pk』。
ストーリー展開はわかりやすく、恋があり、歌とダンスがあり(インド映画なのでこれがなくては!)、笑いがあり、わかってても泣かせてくれる涙があり、「あ〜、楽しい映画を観た〜〜〜」と大満足した。楽しかった!遠藤周作の『おバカさん』を読みたくなった。

夢枕獏の『月神祭』。

ひょうひょうとした主人公に、狂言回しの相手役が出てくるのは、陰陽師と同じスタイル。、

2016年11月3日(木)
幸せの木が、季節はずれに咲く。

毎年5月〜6月に咲いてた幸せの木が、今年は咲かんなぁと思ってたら、季節はずれの11月に咲いてきた。

夕方から夜になると花が咲いて、朝には落ちるを1週間ほど繰り返す。
昨夜帰宅したときに、むわっと充満してた花の匂いで気づいた。

2016年10月31日(月)
お稽古
あと1カ月!
やばい〜。でも焦るのはあかん。地道に練習するのみが成功への道と分かってる。分かってるが、実際をイメージすると凹む。めっちゃ成功しているイメージを描こうとするが、そうするには結局根拠となる日々の練習のみが頼りになる。時間を作る。
2016年10月27日(木)
酒の力を借りて寝るのはあかんで
酒の力を借りて寝るのはあかんけど、そうでもしないと眠れない。

まんさくの花
杜氏選抜 純米吟醸 生原酒
特別限定酒
720ml、1,550円

2016年10月27日(木)
今の中国は?
13億7千万人の中国。広大でいろんな地域があって、さまざまだろうから、一括りで語ることはできんやろう。それでもちょっとづつ知りたい。喧嘩腰、利己的というイメージがある。その根底にあるものは?

経済と政治の面から、日経新聞の記者がまとめた今の北京を書いたものがあった。
大手のメディアの記者であるがゆえの、「知り得ること」が書かれていて、きちんとした分析がされていた。優等生だが、大手ゆえ「言えないこと」は書かれてない。
それでもとても優れた内容で、いろんな思考の種となるものがあった。

興味は尽きない。
2016年10月25日(火)
酒を呑んで寝る
石川県珠洲市
宗玄酒造

宗玄 石川門冷やおろし
720ml、1,590円

橋和屋酒店が取引している酒造メーカーがだいたいわかってきた。
2016年10月25日(火)
眠い・・・

なんぼ寝ても眠い〜。脳みそが休まってない。

2016年10月23日(日)
立川駅で蟹チャーハンとぼっかけ焼きそば
『パレスホテル立川』前の炭火焙煎珈琲。

駅ナカの『蟹チャーハン』と『本庄長田のぼっかけオムそば』。

なんで、こんなところに神戸長田の店が?!
2016年10月23日(日)
昭和記念公園
日本庭園や盆栽苑もあった。

盆栽をちゃんと見たんは初めてかもしれん。究極の美を感じた!すんごい衝撃。はまったらえらいことになりそう。
2016年10月23日(日)
下見&打ち合わせを兼ねて
幸せの木(ドラセナ)が季節外れに花が咲きそう。

映画『奇蹟がくれた数式』。丁寧に描かれ、わかりやすい内容やった。でも回顧録にするなら、回顧録にしてほしかった。

映画を観たあと、南武線に乗って立川へ。

初めて昭和記念公園に来た。
わざわざ立川まで来たのは、11/5に出演する披露宴の下見&打ち合わせのためで、せっかく立川まで行くならちょっと散歩や。今日はたまたま無料開放デーやった。
2016年10月22日(土)
映画『永い言い訳』
西川美和監督の映画『永い言い訳』
『ゆれる』2006年、『ディア・ドクター』2009年で強烈な作家性を見せた西川美和監督。前回の『夢売るふたり』2012年はまぁまぁで、今回は主人公にちょっとブレを感じた。あれもこれも思いついたアイディアが付加されすぎてたかな。
2016年10月19日(水)
おもさげなござんす
どぼどぼに泣いてしまう浅田次郎の『壬生義士伝』。
そうと、わかっているのに買ってしまった。
前回読んだのは、もう20年前かな。20代の頃やった。だいぶ細部を忘れてて、年齢とともに感じる部分が大きくかわってた。それでもどぼどぼは変わらない。
通勤電車で禿げのおっさんが泣く。

誠之南部武士ニテ御座候
義士ニ御座候


このリフレインがずどんと心に響いて、どばっと涙が出る。
2016年10月16日(日)
猿島BBQ
ええ天気に恵まれたー!

神奈川県横須賀。横須賀中央駅から徒歩で、三笠のある桟橋へ行って、そこから乗船して、目の前の猿島に渡る。今日はここでBBQ!

写真のページ
2016年10月15日(土)
食肉まつり
明日は無人島BBQ。

ちょうど品川で<食肉まつり>なるものを発見し、オープン前に並びいったら、すでに1000人ほどが並んでた!入口まで延々と800m!!!うええ〜。

このあと会社で仕事やのに〜。

目玉商品の国産黒毛和牛の切り落とし1kg、1000円はゲットできへんかったけど、国産黒毛和牛サシ込みカルビ肉をゲット!

ちょっとお高いけど、大丈夫かな?
みんなから予算オーバーと言われませんように。
2016年10月14日(金)
やってもやっても終わらん

仕事がやってもやっても終わらん時期に入ってきた。
火曜日に購入していた、もう1本の日本酒を開ける。

やっぱ、これが一番好きかも!

まんさくの花
亀の尾
720ml、1,820円

亀の甲羅をよく見てほしい。「米」の文字になっている。

2016年10月11日(火)
冷やおろしの秋

秋らしく、朝晩冷え込みを感じるようになってきた。
そうすると帰宅して呑みたくなるのが、冷やおろし!
ぼくは新酒より好きしれん。

本日ゲットしたのは福井県の『白岳仙』。
720ml、1,620円。

すっきり感と一夏を越えたどっしり感の同居。少しスモーキーさはアクセントで飽きが来ない。いやはや秋は届いている。

心地よく 酔う秋の月 鈴虫が りりりと鳴けば 夜深まれり

2016年10月10日(月)
映画『ジェイソン・ボーン』

これが、どちらかがアメリカという超大国の大統領になる人たちの討論か?ガックシやがな。お互いの誹謗中傷で、なんなんアメリカ人?!
それとも究極の負かし合いは、結局こうなるんか?政策や信念や、国に対する熱い思いとか、言いたいことがいっぱいあるやろ!それがもう、そのへんの場末のスナックの、年老いたカップルのしょーもない言い合いのような・・・、情けない。

で〜もー、今のアメリカはこれを求めてるのね。
これが今の世相。
これを認識しないと前へ進めない。

アメリカという国、国民がこういう流れにあるのだと認識すること。そして自分の思い込んでいる"常識"やら"当たり前"を訂正していく。変えるべきものは変える。曲げてはいけないものは曲げない。このバランスが難しい。

※新聞記事は、10月12日の日経新聞。

大好きな映画の一つで映画『ボーン・アルティメイタム』は何度も何度も観てる。
ただしボーン・シリーズの全部が好きなんやくて、『ボーン・アルティメイタム』だけが大好き。この作品は稀にある編集、撮影、音楽のすべてがぴたっと一致した絶品もんや。
余談で、今回は2012年公開の主演ジェレミー・レナーの『ボーン・レガシー』はぜんぜんクローズアップされなかった。むしろ無きものとして、ジェレミー・レナー版は扱われている。しゃーないか、監督もちゃうしね。

今日は109シネマズが1,100円の日。
IMAX版が1,500円になり、2D/IMAXで観た。うーん、構成から展開まで何から何まで『ボーン・アルティメイタム』の焼き直し。なぞるだけでは佳作こそなれど破壊力はナシ。残念。 

2016年10月7日(金)
道具の手入れ、衣装の洗濯、干す
乾燥していい天気!
絶好の衣装洗濯、獅子たちの甲羅干し日和や!

洗濯機を3回まわした。大量の衣装。
干す場所を作るのも一苦労。

リビングは獅子を甲羅干し。
ぼくの寝る場所はなし。
2016年10月3日(月)
ほんの体験に過ぎないんやだけれども

ほんま、ありがたい。
ありがとうございます。

こんなすごい師匠から教わる機会を頂戴できて、そして一緒に学べる仲間に巡り合えて、感謝しかない。ありがとうございます。

46歳になってから勉強を始めても、まーーーったく間に合わんし、お遊びの域にしかあれへん。
(歳をいってから学ぶ人は、社会でも第一人者だったり、すごい人だったりする人が多い。ぼくはそんな人物ではない)
そんななか音程を何度も外し、お手本を何度も何度もやってもらってもうまく真似すらできへんし、リズム感はないし、感情を入れることもできてへんし、あぁ〜、すんません!情けなさすぎ。役になりきれてへんし、もっとも大事な和を合わせることができてへん。
ほんまにすいません!恥ずかしく、申し訳ない気持ちしかない。

気を感じ、合わせながら、自分を出す。


頭でわかってても、ぼくは最悪や(泣)独りよがりで、音程は外すし、リズムは外す。なーーーーーーーーんでぼくは基本的なことすらできへんの?情けない。ほんま凹む・・・。

でもそんなぼくでも受け入れてくれる。きちんと向き合ってくれる。
師匠と仲間たちに感謝しかない。

気持ちに応えるのは、ほんまに自分でできる精一杯のことをやるだけや。それが最低限の礼儀。どんだけひどい音痴で、リズム感が悪かろうとも、自分ができることを一所懸命にやる。そうやって返す。

2016年10月1日(土)
10月1日は、日本酒の日やってさ。

10月1日は、日本酒の日らしい。なんで?
橋和屋酒店に立ち寄って、熊本地震の復興酒を買う。温度管理できなかった1週間放置されてたものを上槽した純米大吟醸酒で、酸味が高く、やや辛口と書いてあった。
その通りやけど、純米大吟醸らしくすっきりしてて、ストーリーを含めて味わう。

純米大吟醸
花の香 花火
熊本県
花の香酒造(株)
720ml、1,420円

2016年10月1日(土)
本日は映画の日。邦画を2本。
テアトル新宿で映画『オーバー・フェンス』。オダギリ・ジョーと蒼井優。

TOHOシネマ新宿で
映画『SCOOP!』。福山雅治と二階堂ふみ。吉田羊と滝藤賢一らのお芝居がめちゃ素晴らしく、軽〜い気持ちで観に行ったら大当たりの作品やった。お薦め!
原作映画は原田眞人。やっぱ元の骨格がええから、どういじってもいいもんになる。
2016年9月28日(水)
菊正宗の百黙

泣く子も黙る、やないけど百人が百人呑んで、思わずうなって黙ってしまうといわれる『百黙』。

720mlで2,400円は高いが、妥当な値段とみるか。

個人的には黙るものより、思わず「うっめぇえーー」と笑顔になるような酒のほうが好きやな。

2016年9月26日(月)
お稽古
ボコボコのコテンパンにされる。

あまりにもぼくのできの悪さに師匠は怒り、「殴られる!」と感じた。殺気すら感じるほど。
それだけ師匠は全身全霊でやっている、ということ。ぼくは師匠の全身全霊以上にもっと集中して向き合わなあかん。一回やる、と決めたなら精一杯やれ!!!
2016年9月25日(日)
クリント・イーストウッド監督 映画『ハドソン川の奇跡』
御年86歳、クリント・イーストウッド監督。
映画『ハドソン川の奇跡』。
実話に基づき、2009年1月15日、当時ぼくもニュースで見た。遠いアメリカのことで、いざこの内容で封切りされて、日本ではどれだけ入るんやろ?

ぼくは「クリント・イーストウッド監督だから」という理由やったが、トム・ハンクスの怪演にやられた。155人の命を背負って、下した判断。
それを岡目八目でゴタゴタ言うな。そのとき、その状況で、そこにいた者が判断したことは、それしかないんや。機長はベテランのプロとして当たり前の仕事をしただけ。乗り合わせた人たちは、この機長で幸運やった。

うぉー!ヒーローやキャプテン万〜歳!とやらない、アメリカ映画。
まぁ一方が、決めつけだけで固執し展開していくところはザ・アメリカやね。そもそも土台を無視しているだけなので、根本的な問いを投げかけたところで、あっさりフィニッシュ。それをもっともらしく、権威がありまくりのように見せるが、せいぜい子供の議論の域を超えない。精神年齢が低いというか成熟度されてないアメリカ。

でもさすが。素晴らしい映画や!
2016年9月23日(金)
京都、染め工場見学と俵屋宗達
今回の1泊2日は、今日の京都がメインや。

子獅子の油単を特注染めをお願いしたので、染め工場の見学と職人さんの話しを聞きに行ってきた。実際の現場を見ること。めっちゃ勉強になった。

午後、京都観光は俵屋宗達を攻めた。
2015年10月にOAされた、BSプレミアムの『風神雷神を描いた男』の、とある学説に浪漫を感じ、一度本物を観たかった。

京都のページ。
2016年9月22日(木)
墓仕舞い
この夏、とうとう親世代は鵯越墓園にある木藤家のお墓を『墓仕舞い』することを決めて、実行した。ほんま、なんちゅうことすんねん?!綺麗さっぱり更地になったのを、この目で確認しにいく。
夜は、バスケの統一プロが立ち上がり、開幕戦をテレビ観戦をする。

神戸のページ。
2016年9月22日(木)
神戸へ向かう行きの新幹線のなかで
藤井太洋の『ビッグデータ・コネクト』。
2015年4月に刊行された小説。
ということは、構想&執筆は2013年か2014年で、3〜4年以上の前のことであれば、現在のネットによる監視や情報のダダ漏れはどれぐらい進んでいるんやろう。

今週から読み始めて、一気に進み、行きの新幹線で読み切ってしまった。なぁ〜、本を切らした〜。日本語中毒ゆえ、本を切らすと困る。自宅には読みたい本がいっぱいあるのに、帰り用に買いにいくんか。もったいない。
2016年9月19日(月・祝)
わがせこが 来べきよひなり さゝがにの 蜘蛛のふるまひ かねてしるしも

日本書紀、古今集
衣通郎姫(そとおりのいらつめ)

我が夫子(せこ)が 来べき夕(よひ)なり 小竹(ささ)が根の 蜘蛛の行ひ 今宵著(しる)しも

だから、蜘蛛を喜母と呼ぶこともあるそう。


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