世界遺産 熊野古道    
World Heritage Kumanokodou

2018年 9月24日 大股・野迫川〜三浦口・五百瀬
5:30 起床

山間に雲がたまってる。
宿泊客はぼくひとりだけ。そのために早起きしてもらって、マスターに朝食を作ってもらうなんて、なんだか申し訳ない。
しかも、ぼくが朝食をいただいている最中に、ぼくのお弁当を作ってくださってる。すんません!ありがとうございます!
お金払ってるんだから「申し訳ない」と思うのは間違い、という考え方もあるだろうが、一宿一飯の恩って感じが強かった。感謝の気持ちが先に立った。

オーナーはおばあちゃんで、マスターは息子さんかな。
アルバイトでおっちゃんが一人いる。

朝食のあと、息子さんからルートについていろいろ教えてもらった。
8:13 大股登山口 出発

ここからしばらく民家の間を歩いていく。

なんかこのパターンが多いんかな?
谷間まで下って、下ると川があり、川をはさんで集落がある。なので、川を渡っても道は民家沿いにある。

洗濯ものとか干してある家の前を通ると、なんだか「すんません!通ります!」って感じ。
ファイヤー場と小屋があった。小屋は、ハイカーの誰でもが使えるようになってた。
宿に泊まらず、ここに泊まるのも有りやな。
ちょっと行くと、4人組の初老のグループと出会った。今回、コース中に人と出会うのは初めてや。

「昨日、釈迦が岳に登ったの」と言い、雰囲気は小さい頃からの仲良しグループという感じ。おばちゃんが飴ちゃんをくれた。

お互い「気を付けていきましょうねー」と言って、先に行かせてもらった。

あ、前からおっちゃんが一人来た。
どっから来たんやろ???めちゃ軽装やった。
この道が気持ちよかったなー!

のちに、BSテレビの『グレート・トラバース3』でも田中陽希さんが、気持ちいいって言うてた。

やっぱ感じることはみんな同じやね。
こっから護摩壇山へ行けるんや。

伯母子峠、伯母子岳、護摩壇山へ分かれる分岐点で、小辺路は伯母子峠がルートやけど、ぼくは山頂の伯母子岳を目指す!
10:21 伯母子岳

歩き始めて2時間。標高1,344m。山は静かでええなぁ。
えーい、しかしコバエがうっとおしい!!!

ちなみに2018年10月7日放送の『グレートトラバース3』で、陽希さんも来たばかり。
ちょっと休憩して、こっから本来なら伯母子峠へ下りていくんやけど、かわらび荘のマスターに教えてもらったルートへ行く。

「伯母子峠へ下るため、左へ曲がるところがある。そこは直進できないよう緩く寅ロープが張ってあるが、寅ロープをまたいで真っすぐ行ってください」と。

「そこは、雪が積もる冬に使うルートで、尾根道です」と。

10:38 出発
これか!
確かに、緩く寅ロープが張ってある。

教えてもらってなかったら、看板に従って左へ曲がってるな。伯母子峠を目指しているやろう。

寅ロープをくぐって、尾根道を行く。

「わたしがピンクのリボンを結んできました。それをたどれば小辺路ルートへ合流します」

お〜!確かにピンクリボンあるやん。めちゃ助かる!
たまにルートを見失いそうになったが、落ち着いてピンクリボンを探した。尾根道は「山を歩いてる」って感じがして、楽しかった。

30分ほど尾根道を歩いて、小辺路ルートに出た。

11:11 合流

なんか開けたところに出た。

11:24 旅籠 上西家跡

いや〜、ほんま何度も同じことを思うが、こんなところに旅籠があったんやぁ。旅籠の人たちはどうやって暮らしてたんやろ?

風呂は?
下水は?
12:07 水ヶ元 茶屋跡

伯母子ルートは、ずーっとコバエがうっとおしい!ようやくちょっと少なくなってきた。ここで弁当を広げよう。
13:54 伯母子峠登山口
14:13 政所

あら?誰もおらん。いや、人の気配がない。全部閉まってるし。老いたワンちゃんがクンクン鳴いてめちゃ寂しそうにしてる。え?あれ?数日前から人がおらんような感じ。

電話をしたら、おじさんが出た。「え?来たんですか?!」と驚いてる。「いや、2日前に母(おばあちゃん)が倒れて入院してる。9月いっぱいまではすべてキャンセルやと思ってた。あ、キトウさんは連絡つかず、と書いてある。・・・。えーと、とりあえず"山本"さんに電話しますので、折り返しまた電話します」と言われた。

30分ぐらい待った。

赤い車が来て、おばちゃんが出てきた。「山本さんですか?」と訊くと、「岡田です」って。

山本さんところはダメだったようで、民宿を休業している岡田さんが、民泊申請中の部屋があるので、そこで泊まらせてもらえることになった。助かったー!

もし、ここで放り出されたら、どこへ行けばいいんだか、結構不安やった。
2年前に建てたばかりで、一棟を借りれることになった。めちゃ綺麗。ありがたや〜。
2家族ぐらいが、1週間以上長期滞在できそう!
超快適!

シャワーを浴びて、洗濯機で洗濯させてもらった。

ちょっと周りを散策。
明日の登山口を確認しに行こう。
一応、通り抜け不可の看板はあるが、これまで倒木はあったが、通れないほうでなかったし、崩落は一切なかった。

橋の袂に無人販売所があった。
誰が買いに来るんやろう?

工事現場のおっちゃんら???
明日、登るであろう三浦峠。
「カレーしかできないよ」、「私が牛が苦手だから豚肉やけど、いい?」と言うが、いただけるだけでありがたい。

このカレーがめっちゃ美味しかった!
白ご飯も美味しい。
野菜サラダも美味しい。

素材がええんよな。

美味しくて、おかわりをいただいた。お腹いっぱい、大満足!

急な来訪やったのに、1泊2食お弁当つきで7,000円。ひょっとして一番贅沢な1泊かもしれん。
明日は雨と天気予報で言ってる。すでにさっきから降り始めてきて、星空は見られんかった。

道は、すぐの集落のところの道の崩落は「うちが直したから大丈夫よ。三浦峠の向こうは分からないですねぇ」と教えてくれた。

うち、というのは岡田組のことで、ここの建設会社も経営している。
ちょっとさっき霊的なものを見て、若干びびってる。テレビの部屋に布団を移動して寝ようっと。

明日は、朝から夕方までは雨っぽいなぁ。レインウェア出動やな。

今日のまとめ。


大股〜伯母子岳登山口 15.9km
伯母子岳登山口〜政所(五百瀬)900m

野迫川の大股から五百瀬まで
16qを、8:13〜14:13のぴったり6時間。コバエの多かったんでコバエルートやった。

高野山高野山〜野迫川|大股〜五百瀬|三浦口〜十津川十津川〜川湯川湯〜小口小口〜那智新宮
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