きとやん日記                       
 2011年12月2日~2012年1月17日

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2012年1月17日(火)
17年目。

5時46分、黙祷。
17年目。

東日本大震災で被災したところは、「神戸の復興を参考に」みたいなところがあるが、神戸の復興は失敗やった。経済に未だに元気はないままや。復興プランには短期的にも長期的にもビジョンがなかったので、なし崩しの無秩序だけを生んだ。せっかく跳ね上がれるチャンスやったのに、と思う。

神戸は、震災をバネにすることがなかった。普通はたくましくなり、飛躍したり、新しい分野で開拓したりするのに、神戸にはそういうことを感じられない。
だから東日本大震災の復興の参考にはならないと思う。「あーならないように」という程度の参考にはなるが、そんな後ろ向きな参考は要らない。「ああなろう」みたいな目標となってほしかった。


17年経って、ぼくのPTSDは軽くなってきた。

震度3クラスでも、揺れると気分が悪くなり吐き気がしていたのに、東北大震災のおかげというか、気持ちは悪くなるがトイレに駆け込んで吐くほどではなくなった。でも高所は苦手なままや。震災以前はジェットコースターも高いビルも好きやったのに、あれからダメになった。高いところへ近づくだけで、未だに心臓がばくばくする。理由はわからない。

それでも死ぬほどのコトやない。東北大震災も辛く、精神的な痛みと肉体的な損傷があるだろうが、耐えて頑張ってほしい。

しかし原発事故の人災や。そして放射能は死に直結する問題や。
この重大な危機は、無味無臭で見えない。イメージできないことが問題や。

昨日は、放射能にさらされた資材が生コンクリートに混じってることが報じられた。すでに全国のマンションの基礎で使われており、そこのマンションは高放射能を帯びている。放射能のコンクリートは、日本全国の建物や道路などコンクリートを使っているあらゆるところへ拡散していることが分かっていて、これこそ大ニュースやのに、誰も騒いでない。
使用されたコンクリートのリストを洗い出して、すぐに対応すべきやのに。わかってんの?肉体に影響を及ぼし、死に直結するような放射能やのに。しかも人災でやで。

10年後、ガンの発生率が急激に高まって、ばたばた人が死んでいけば気付くんか。そのときには、もう遅いで。ぼくら日本人は広島・長崎で経験しているし、放射能の怖さは世界各地の実験や失敗でわかっている。その経験から得たことをフル活用して、今を生きていくべきや。

2012年1月15日(日)
獅子練のあと、PCに向かいながら日本酒

今日は朝から会社へ行って仕事をして、途中で切り上げて、獅子練

PCに向かいながら、やることいっぱい。
でも日本酒を飲みながらやってると、「うーん、また明日でええわ!」となってしまう。お酒呑みながらのときは、だいたいいつもこうなる。

純米しぼりたて、『越乃影虎』は甘すぎた。
お口直しやないけど、続いて、純米しぼりたて『至』。飲みやすい。するする喉を通っていく。気付かんうちに杯が重ない、あっという間に四合瓶が空になった。

2012年1月14日(土)
邦画を2本、映画『源氏物語~千年の謎~』と映画『ヒミズ』

映画『源氏物語 ~千年の謎~』
角川映画・角川書店が連動した戦略(夢枕莫の『翁』)にまんまと乗ってしまい、行くつもりはなかったのに社内販売のチケットを買ってしまった。
一番小さい箱でしかも一日二回だけの上映になってて、すでに4週で打ち切りになりそうな気配。真木よう子のまっすぐな集中力が好きやぁ。東山紀之はさすが安定感がある。中谷美紀の強さも良かった。中谷美紀は毎回楽しみや。強さの中に悲しさ・思い切り・芯の強さが滲み出る。素晴らしい美術と衣装。話し言葉や様式も思い切って当時のようにしてほしかった。そのほうがより歴史をないまぜにしたフィクションぽくなったと思う。

映画『ヒミズ』
日不見と書いてモグラを指すらしい。土竜やないの?初めて園子音(そのしおん)監督の作品を観た。予告を見たときからやばい、強烈に引き付けるものがあるわと思ってた。今日観ることができて良かった。
軽いノリで観られるのに、主演の二人の演技は演技の領域を越えている。これを生み出す園子温も凄い。これを輩出できる日本映画も凄いと思った。
商業まみれになってない、これこそ映画。きちんと一つの作品になっている。アダージョと震災と剥き出しの人間性が織り成す詩。観終って、心のなかに強烈なものを残した。これは一生忘れられない映画の一つや!

2012年1月13日(金)
歌始会のお題『岸』
昨日、歌始会の儀が開かれ、入選作など新聞に掲載されていた。日本語ってつくづく素晴らしいなぁと思った。天皇、皇后陛下や皇太子さまはじめ皇族方の歌で、秋篠宮紀子さまが詠まれた「難(かた)き日々の思ひわかちて沿岸と内陸の人ららづさへ生くる」に、何度詠んでもぐぐっと胸に迫るものがあった。来年のお題は『立』。
2012年1月12日(木)
今日はこの冬一番の冷え込み
空が澄み切り、差すような寒さ。スキーに行きたい、スキーに行きたい、スキーに行きたい。
でもまだジョグすらできない。膝の靭帯(半月盤も?)は未だ治っておらず、ちょっとマシになってちょっと歩きを増やすと二倍ほどに腫れあがって3、4日ほどジンジン痛み、千切れそうな感じが続く。そんなことを繰り返しながらほんのちょっとずつは良くなってきてるかな。

しかしまだ走れない。今日は膝を使って、おそるおそる歩くようにしてみた。これまで膝を曲げずに、突っ張って歩いてきてた。それを曲げて、膝を使って歩く。そんな感じでほんのちょっとづつ、これをリハビリというかわからんが、良くなるようにしていく。
2012年1月12日(木)
月虹というのを初めて知った
1/7の月虹 石垣島天文台。
月の光が大気中の水滴で屈折して虹となって見える
現象で、冬の澄み切った空、満月の夜に現れやすいそうや。いっぺん生で見てみたい。
2012年1月11日(水)
樋口有介『ピース』

書店に平積みされて、ポップが印象的で手に取った。
う~ん、イマイチやった。
いくつかの閃きがあったんやろうなぁ。それを上手く組み合わせて、作られているが、理路整然というか作家の作為が見えすぎてて、ノリきれんかった。登場人物たちのキャラを立たせようとしすぎて、一人一人のバックボーンを感じへんかった。生きてない。

拳骨する大人がいれば殺されることはなかったのに、と思った。それだけ。

小説・文章としてはすごい上手。読みやすいし、破綻はない。でも感銘は受けんかった。残念。ブックオフ行き。

2012年1月11日(水)
映画『無言歌』

50年ほど前のことかぁ。映画というかドキュメンタリーというかなんちゅう映画や。
砂が舞う風と極寒の最果ての地における、飢えと死と無意味さを淡々と描く。なんの起伏もない。いや、ある。凄まじいほどの人間の姿がある。慟哭する人、人の尊厳を失う様。
それを目の当たりにしても、映画の中の人たちと同じように平易に自然のことのように受け入れてしまった。あまりにも日常すぎた。いや非人間的すぎるんやけど、それが当たり前というか、時代とか人間の恐ろしさを考えさせられた。

強烈な印象を残した。きっと今夜の夢は、砂が風に煽られてずっと舞う音を聞くんやろう。バラバラと砂が壕のなかに落ちてきて、サラサラと一日中音がして、ゴーゴーとうなる音。淡々と描かれた歴史の事実。それだけで映画になる。衝撃的な作品やった!

2012年1月7日(土)
風邪が悪化

ひきはじたのが年末からで、市販の薬でごまかしてきたが長引いてるし、咳がひどくしんどすぎる。寝てる間に、発作的に咳が始まると眠れなくなる。そうやって咳で起こされることがしばしばで、もう限界。
昨日会社を早くあがって行くつもりやったのに、結局終電間際まで仕事やった。それもあり、風邪が超悪化してしまった。近所の病院へ行ってきた。

和田循環器科内科。こんな風邪流行のピークシーズンでもガラガラ。今日はおばあちゃん一人だけ。まるで過疎地に村医者のようで、これ以上寂れようがない。こんなに患者が来なくて、潰れてないのが不思議。
ドクターは、おそらくこの人が和田さんなんやろう。小柄で禿げ散らかってて、だる~く椅子に斜め座りして、診察しながらカルテに書き込んでいく姿からは、やる気をぜんぜん感じられない。

これがぼくにとっては有り難い。いつも空いてるから診察券を出せばすぐに入れる。だいたいが症状がマックスでひどいときに行くので、待合室で1時間や2時間も待てるような状態やない。(待ち合い室に二人以上いるのを見たことがない。)

のどをアーンして診てみらい、聴診器で胸と背中から呼吸音を聞く。症状はどんなんかを簡単に説明して診察は終了。およそ5分未満。普通に風邪薬を出してもらって、(ここは薬も一緒に出してくれるので便利)、薬を飲んで寝て治す。明日は獅子舞やで!

2012年1月4日(水)
初詣 ~雪谷八幡神社と池上本門寺~

今年のおみくじの結果は---。

湊川神社で
末吉。待ち人は、来ないようなことを書いてあった。良くない内容やったんで、結んで帰った。

生田神社で再びおみくじをひく。そんなに気にしないほうやけど、生田神社では
小吉。待ち人は「遅けれど来る」で、楠公さんよりマシやったんで財布に入れて今年一年のものとした。

東京に戻り、自宅から一番近い、雪谷八幡神社に初詣。ここは必ず行っておく。地元の神様にきちんとご挨拶をしておく。
そして近かったのにお正月に来たのが初めての池上本門寺。おみくじをひく気はなかったけど、ずらっと並んでいるのを見てつい並んでしまった。

そして

待ち人は「来らず」と短絡的に書いてあった。待ち人に限らず、願望は「叶いがたし」、失物は「出でず」、売買は「利なし」、其他は「すべて時をまつべし」ととことん悪い内容で、
こんな直球なんは見たことないで!自分への戒めとなってちょうどいい。財布の中へ入れた。

2012年1月2日(月)
初舞と姪子と新年会
朝9時に神社に集合。
その30分ほど前に、ざーっと1時間ほど雨が降っていた。通り雨のような天気。この雨が六甲山の山頂では吹雪になっていて、六甲山牧場の初舞が中止となった。残念!

14:00、生田神社の拝殿で初舞。そのまま参道へ練り歩いていった。多くの人に喜ばれ、毎年この時間にやればええのに、と思った。または時間を決めて、1日に3・4回出たら、かなりええんとちゃうん?と思ったが、神社からはそういうリクエストはない。
初舞のあとは葺合の老人介護施設で演舞し、帰宅した。

帰宅すると親戚が来ていて、弟ファミリーもいた。新年の挨拶をして、恒例の旧友らとの新年会へ向かった。笑顔のみんなと会えて楽しかったー!
2012年1月1日(日)
初詣&初映画鑑賞

幸い喉が痛く、頭がふらふらぼーっとするだけなんで、初詣は行った。

家を出るとき、ぼくが出かける格好をしてたら、おばちゃんが「散歩?山?」と聞いてきた。ぼくが外出としたら、その2通りしかないようやけど、あながち間違ってない。
「初詣」と答えたが、すっかり遠くなった耳では聞こえず、大きな声とジェスチャーで
「楠公さんへ行ってくる」と伝えた。

湊川神社=
楠公さんまで歩いて、5・6分。ほんま近い。テキヤの斎藤と出会った。おみくじは末吉で、イマイチの内容やったんで結んで帰った。その足で、今日元旦は映画の日で映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』を観てきた。
ドラマ部分が丁寧に描かれてて、わかりやすかった。海戦のVFXの視点が良くてリアリティが増した。観客は年配者ばかりで隣りに座ったおじいちゃんは酒臭く始まるとすぐに鼾をかいた。寝るなら違う席に行ってくれ。鼾がうるさい。

この歳になって、ようやく第二次世界大戦(太平洋戦争)について知るようになってきた。NHKスペシャルの『日本人はなぜ戦争へ向かったのか』、百田尚樹の『永遠の0』などで下地ができてきて、この映画で映像で知識を補填したような形になった。

映画のあと、ここ3年連続で年末だけお邪魔する旧居留地のスタバで
(うちから近い)、年賀状を書いた。

2011年12月31日(土)
2011年を振り返ると

2011年3月11日14時46分、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)。

震災と原発事故の放射能を一緒にしたらあかん。
震災で被災した人たちは、まだ頑張れる。立ち向かって前へ進む姿が美しい。しかし原発問題は人災。防げたものを防げなかった。
事実の公表がされてなかったり、「構造を知らなかった」とか、ベテラン職員がいなかったとか、責任のたらい回しとか、補助金まみれな特殊事情や政治の介入など、不手際金まみれな構図しか見えず、どこまでもすっきりしない。立ち向かうべき相手が見えない。

怠慢、欺瞞、無責任。それらに怒りを覚える。

責任の範囲にあった人たちが率先して原発の処理に当たるべきや。除染処理をして安全だと言うのであれば、自分の家族・親戚を住ませて証明してほしい。事故は自分のことだと思って真剣に考えてほしい。「自分には関係ない」と思ってる責任ある人たちのせいで起きた人災や。
未だに太平洋には高放射能の汚染水が垂れ流しやし、地球の生態系の問題としてかなり深刻。生命に影響を及ぼし、今後何十年も被害を被る。

皇居がホットスポットで新嘗祭のお米(指定農家の特別な米で、そこが諸に放射能を浴びたらしい。天皇がその新米を食べて国の豊饒を祈る)問題がどうなったのか、そういうことを知りたい。報道で扱いにくいかもしれないが、日本は天皇の祈りによって成ってきた国なんだから、これこそ日本国民が知るべきことやと思う。

2011年を振り返ってという特集を組むテレビ番組が多いが、天災と人災を一緒にしている。仮説住宅に暮らす人々を映して、『絆、前を向いて、頑張ろう』という言葉で、東日本大震災として一括りにしようしている。ぼくは猛烈に違和感を感じた。

津波と地震で受けた天災からの復興。原発の放射能の放出は、無責任極まりない人たちによる人災。どちらをきちんと検証し、対策に取り組んでいくべきか。

ぼくは後者やと思う。マスコミはもっと放射能について報道するべきや。

2011年12月31日(土)
と意気込んでたが、意気込みだけでは・・・

「風邪をひかんぞ!」と意気込んでたけど、やっぱり風邪ひいてもたー。睡眠不足のまま新幹線で神戸へ帰郷し、墓参りしているうちに悪化した。紅白が始まる前にダウン。寝込んだ。

2011年12月31日(土)
お墓参り ~鵯越墓苑と満池谷墓地~

神戸に着いて、真っ直ぐレンタカー屋へ向かい、花隈の実家からおばあちゃんとおかんをピックアップして、まずは鵯越へ向かった。
去年のことを考えると、今年はぜんぜん寒くなかった。太ももを骨折したおばあちゃんも、よちよち歩けるぐらい回復し(信じられん!)、掃除をして墓石を磨いて、ご先祖さまへご挨拶した。

そのあと、西元町の
『つるてん』で年越しそばを食べて(ぼくは『熱・ぶっそ・大』)、おばあちゃんらを下ろして、一人で満池谷へ向かった。この頃からだんだん微熱が増してきた。喉が痛い。これはかなりやばい兆候や。
市販の風邪薬でごまかしてきたけど、おそらく突破されるな。

2011年12月31日(土)
行きの新幹線で、今野敏『義珍の拳』を読みきる。
空手の歴史を初めて知った。古くからあるもんやと思ってたけど、明治の終わりから昭和にかけて、元は沖縄の唐手を広めやすくしたものやったんや。それが日本を代表する武道になるとは、やはり空手にそれだけ人を驚かせるものがあったんやろう。世界中で、日本人=空手をやっていると思われている。

『義珍の拳』は読み物としても愉しめて、学究を深められる良い本やった。
行きの新幹線で1ページ目を開いてから最後まで一気に読んだ。
2011年12月30日(金)
風邪をひいたかも。でもひかんぞ!

今年一年、膝の靭帯損傷&ギックリ腰で、ケガでなんにもできなかった一年やった。そしてまだ膝は治ってない。おそらく、ケガしてるのに、無理しまくってきたせいやろう。おそらくここまで長いということは、完治(元通り)にはならんのやろう。来年は、これをマシにして、スポーツができるぐらいに回復させたい!

そして、昨日は会社の最終日。(とはいえ、今日も電話で仕事してるが・・・。とほほ~)
連日早朝&夜遅くまでの仕事で、とうとう風邪をひいたかも。

今年はケガで泣いた一年やったが、風邪はひかんかった。風邪をひかなかった一年というのは、生まれて初めてや!!!ぼくは、それぐらいよく風邪をひく。そして、ひくとだいたい2~3日ぶっ倒れるぐらいひどい。

今朝起きると、昨日から続く軽い咳があり、頭がぼーっとする。微熱もある。やばい。これは完全に風邪の兆候や。風邪薬飲も。ここでひきたくない。"風邪をひかなった一年"を達成するんや!

2011年12月29日(木)
西尾維新『OVER HEAVEN』

DIOが述懐している。この切り口はナイなぁ。

DIOはそんなセンチメンタルなことはせぇへんやろうし、理路整然と書き物をしていく行為をぜんぜん納得できへん。瑣末で言い訳じみてる箇所があり、30分ほどパラパラめくって終わった。薄っぺらい内容やった。めっちゃ残念。ノベル版シリーズの第1弾が素晴らしい出来やったんで期待値が大きすぎた。あ~ぁ、ブックオフ行きー

もしも、こういう"圧倒的な闇"を書くなら、ボン・ジュノ著作(翻訳薄井ゆうじ)の『殺人の追憶』を見習うべきやで。その人物が生きている現実と心理の丹念な描写が秀逸!ぼくは、この本で初めて"闇"の深さを知った。

2011年12月26日(月)
『楊令伝』第7巻 呼延灼が死んだ

おおお~、呼延灼が死んだ。

だいたい誰かが死ぬ前は、北方謙三の文章はそういう流れになってくる。この巻が始まってから、「あー、誰か死ぬ、誰か死ぬ」と思ってたが、うぉ~、呼延灼が死んだ。

今朝、行きの電車のなかでそのシーンになり、涙をいっぱい体が震えながら、涙を流す一歩手前まで我慢した。でも周りの人にはバレてたやろうなぁ。「このおっさん、本読んで泣いとうわ」と。実際、ぼくは泣いているのと同じやった。

しかし、とうとう、梁山泊のなかからも主要メンバーが死んでしまった。趙安と陳?の引き換えとは言え、「引き換えか?」と自分のなかで何度も反芻した。
生粋の軍人。梁山泊の柱のような人や。それが死んだ。涙が流れてくる。しかも死に方がかっこよすぎる。
「お前は、俺の、息子だ」なんて、あーあかん。これ書きながら、また涙が流れてきた。ぽろぽろ涙が流れる。

このあとの楊令のプッツンが怖かった。あまりよろしくない兆候を感じた。

2011年12月23日(金)
表参道のレイライン
『世界ふしぎ発見』で、明治神宮の表参道が冬至にレイラインになると紹介されてた。近いし、いっぺん見ておこうと行ってきた。
今年の冬至は12月22日。あいにく曇りやったんで、今日、行ってきた。1日ズレぐらいかまへんやろう。(表参道のレイラインはずれている
2011年12月22日(木)
古田新太の『ロッキー・ホラー・ショー』
仕事がらみで古田新太の『ロッキー・ホラー・ショー』を観に行ってきた。
久しぶりに見たROLLY(ローリー寺西)のギターがめっちゃカッコよかった!
2011年12月17日(土)
映画『ミッション・インポシブル:ゴースト・プロトコル』

映画『ミッション・インポシブル:ゴースト・プロトコル』
超大作、息もつかせぬアクションシーンの連続。絶対死なない超幸運でタフな主人公。王道中の王道やった。見応えある超一級のアクションは、ハリウッド映画ならではの贅沢な映像と音響やった。

2011年12月18日(日)
獅子舞クリパ

2011年12月15日(木)
楊令伝 第7巻

五反田のあゆみBOOKSが模様替えされて、見やすく、探しやすく、話題の本など目に入りやすくなっていた。所蔵も増えたんとちょうかな。ナイス改装! 

今日、第7巻が出てた。

「20日に定期刊行とは限らない。特に12月は」の読みが当たった。

しばらく楊令伝の世界にはまるやろう。

2011年12月14日(水)
日本画観賞 ~神戸智行~

今週末で会期が終わる、神戸智行(かんべともゆき)のイノセント・ワールドに行ってきた。日本画をちゃんと観るのは初めてや。

千駄ヶ谷から徒歩5分ほどのペンシルビルにある佐藤美術館は、入場料500円がHPをブリントアウトしていくと300円になる。嬉しい安さ!
来月横浜美術館の松井朝子(モデルのような美人な画家さん)のを観に行くから、日本画に慣れておこう、というのが目的の一つやったが当たり!

繊細で、和紙と染料の力は素晴らしい芸術やった。石を砕いて混ぜたりするのが日本画の染料の特徴。岩絵具という。日本画は色作りからしなくちゃいけないんで、恐ろしく時間と手間がかかる。描きはじめるまでに、色を準備するだけで半日掛かったりする。

さすが平日の個展。(会社を休んで平日の美術館狙い!)。人がいなくて貸し切り状態や。独占して落ち着いて観ることができた。遠くから観たり、近づいたり、角度を変えたり、気に入ったらまた戻ったり。

どれもハズレのないいい作品ばかりやった。『一瞬の永遠』、『白い影』、『陽の当たる場所』などなど。特にぼくは
『春風切って』の春夏秋冬の4作と、『星のカタチ』の金魚たちを気に入った。和紙が何層にも重ねられていたり、銀箔が貼ってあったり、立体的で透明感のある作品やった。

ショップで1枚100円の絵葉書を2枚買った。
お客さんは、ぽつぽつ人は入ってくるが、皆、年配者ばかり。作品はすごく爽やかで若々しいんで、もっと若い人が来たらええのにな、と思った。


帰り、シャッフル再生のウォークマンからたまたまケツメイシの『♪伝えたいこと』が再生されて、「草の色はそれらしく、花の色はまたそれらしく、巡る季節は…」の歌詞が妙に気持ちとマッチした。

2011年12月13日(火)
クリスマス・パーティ&忘年会&お祝いパーティ

会社近くの『レストラン・フリコトー』。平日なのに満席。しかもこんな辺鄙な場所なのに!それだけ美味しいと有名ってことやね。やっぱり食材がええと、美味しさに体が喜んでるわ。

今日は、会社の同僚たちと集まってサプライズ・パーティ。何がサプライズかというと、何が振られるかわからんサプライズ!!!幹事の無茶振りを、どう避けるか、を楽しんだ。わはは。どんなんやねん!

本題は結婚お祝い。
涙ぐんでた主役に、ほわっと気持ちがあったかくなった。

2011年12月12日(月)
月と雲

月と空に広がる雲の織り成す模様が綺麗やった。うちのアパートから撮影。

ほんまは、上がったことのない屋上へ行って撮りたかった。
が、夜に、こんなおっさんが行くと怪しまれるので、やめた。

でも屋上で三脚立てて撮りたかったな~。

2011年12月10日(土)
皆既月食

映画『リアル・スティール』を観てきた。

日本のアニメ・漫画へのオマージュがいっぱいあり、そもそも『プラレス3四郎』の実写版か?!と思ったほどで、ATOMの歩く音はラピュタのロボットが歩く音と真似てるし、そして東方仗助のスタンド/クレイジー・ダイヤモンドを見つけたときは(多分あれはそう)、おおおー!と思った。

今日は、11年ぶりの皆既月食。
冬の冷え込みで、空は雲ひとつない絶好の観測日和で、映画の始まるときは、まだ月食は始まっておらず、21時45分から。
映画が終わってでてくると、ちょうど皆既月食が終わる間際で、ぎりぎり見ることができた。空を見上げている人が多くいた。

2011年12月5日(月)
ええ感じに寒くなってきた
土曜日の演舞でまたびっこ生活へ。あ~ぁ、しゃーない。11月の丸々一月をおとなしくしてたが治らんかった。ちょびっとずつマシにはなってきてるが土曜日のでまた振り出しへ戻っとるがな。

今日は階段の上り下りがかなり痛い。平地はいいが加重ができへん。

夕方からええ感じに冷え込んできて、外気にあたると「今シーズンのスキーは期待できるな!」と気持ちが逸っるも、ひょっとしたら
今シーズンは膝のせいでスキーができんかもしれん。それだけは勘弁して~。11月は丸々一ヶ月おとなしくしてたのにーーー!
2011年12月4日(日)
甲子園ボウルに出場決定、おめでとう!

今日、西日本リーグの代表戦があり、中京大を下し、関学が西日本代表になった!関学、甲子園ボウル出場おめでとう!18日(日)13:10~、NHK BS1は生中継で見ようっと。

まだ佐藤賢一の『小説・フランス革命』第3巻の途中やけど、
夢枕獏の『翁』を買ってしまった。佐藤賢一さん、すいません!また寄り道してしまいます。

2011年12月4日(日)
洗濯日和

汗と雨の湿気を吸った獅子舞を、部屋に広げて干す。獅子のあとの、いつもの風景や。今日はすっきり快晴で風通りもよく、気持ちよく干せた。

買ったばかりのCDをBGMにかけながら、洗濯機を何度かまわして、掃除して、獅子の手入れと片付けをしてたら、あっという間に夕方や。

2011年12月3日(土)
今年締めくくりの演舞とクルゼイロ忘年会
椿山荘の披露宴のあと、獅子の道具を部屋にあげて、干すだけ干して、レンタカーを返却。ダッシュで外苑前に向かった。

今晩はクルゼイロの忘年会や。

場所は、外苑前にあるラモスのお店『カリオカ』です。シュハスコが食べ放題です。お肉、美味しかったー!たらふく食べた。♪ワイエワ、トゥイエワのサンバのリズム。音楽を愛するラテンノリの集まりね。
2011年12月2日(金)
風邪ぎみ

今年は風邪を一回もひいてない!年間通してひかなかったのは、生まれて初めてちゃうか!!!
昨日から風邪ぎみやけど、これは耐えるんや。耐えられそうな自分に驚き。風邪薬を飲みまくって、寝るぞ!

だって明日は獅子や。そしてクルの忘年会や。
楽しむために治すぞー!

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